南箕輪村の人口増の理由について、考察しています。
第13回のテーマは「中央自動車道伊那インターチェンジ」です。
中央自動車道の伊那インターチェンジは1976年に南箕輪村の中に完成しました。
東京・・・<諏訪IC><伊北IC><伊那IC><駒ヶ根IC>・・・名古屋
地方は車社会ですので、中央自動車道のインターチェンジが村内にあることは、移動の面において大きなメリットです。
さらに、南箕輪はコンパクトシティという特徴がありますので、どこに住んでもだいたい10分もあればインターチェンジにつくので、中央道が使いやすい環境にあります。
中央道に乗れば、東京までは2時間半から3時間程度、名古屋までは2時間から2時間半程度で行くことができます。
例えば、土日で東京に遊びに行く時などは、都会から地方に遊びに移動する動きとは反対の動きとなるので、渋滞に巻き込まれることはなく、中央道で言えば小仏トンネル渋滞を反対車線から眺めながら帰ることになります。
また、日帰りもできる距離です。
高速バス
高速バスが30分に1本、新宿まで走っているので、こちらを利用する人もたくさんいます。
「高速バスは酔いそうだから嫌だ」と思われますが、最近の高速バスはあまり揺れず、以前に比べて快適になっています。
高速バスは独特な臭いがして、私は小学校の遠足などでは気持ち悪くなる児童でしたが、恐らくタバコ臭の付着が原因だったんじゃないかと思います。
最近のバスは禁煙なのでその辺りも安心です。
金額も往復で6,700円程度で、それほど財布も痛みません。
なお、探せばもっと安い高速バスも走っています。
移動時間の計算がスムース
都会からこちらに移住して感じているメリットの一つに、移動時間が簡単に計算できるというのがあります。
都会だと電車やバスがメインの交通手段の一つですが、乗換えや遅延など、移動時間の計算にも時間が掛かりますし、予想外の事態も多く起きるため、30分前には到着するように出発していました。
まさに無駄な時間です。しかも行きだけならまだしも帰りもです。
また、自家用車で移動する場合も、道路が基本的には混んでいるので早めに出ていました。帰りは疲れているのに渋滞でイライラ&遅くなってしまうことも日常茶飯事です。
南箕輪村に移住して、道路の渋滞はほぼなく、到着予定時間に合わせて家を出ることが普通になりました。もちろん帰り道も同じです。
スクールやイベントなどをしていると、開始時間の5分前やオンタイムで来る人が圧倒的に多いことにも驚かされます。
小さなことと感じるやもしれませんが、移動時間の計算がスムースになり、移住して移動でのストレスから解放されました。
国内旅行
国内旅行先の選択肢も東京にいる時より増えました。
伊那インターチェンジから中央自動車道にのり、長野道を通って北へ行けば、上高地や安曇野など、多くの観光スポットに1〜2時間で到着します。
さらに北に行くと長野市や新潟県にも手が届きます。
中央道を通って東京方面に行けば、諏訪や八ヶ岳まで1時間かかりません。
南へ行けば下呂温泉や名古屋にも近いです。
今年の夏はさらに南に足を伸ばして、長島スパーランドや伊勢神宮に旅行に行ってきました。
また、伊那ICを使いませんが、村にある権兵衛トンネルを使えば木曽地域にも遊びに行けます。
宿場町や飛騨高山も1時間から1時間半ほどです。
さらに車を走らせれば富山など最近人気の北陸地方までも4時間かかりません。
しかも下道なので高速代が掛からないこともメリットです。
ETC専用出入口
最近は小黒川パーキングエリアに嬉しいことにETC専用の出入口ができ、名古屋方面から帰って来る時はこちらで降りた方が帰りやすかったりします。
インターチェンジが出来たことがで企業誘致が進んだことも、大きな人口増の要因となっています。
2018年11月12日 文責 藤城
2021年1月20日 追記 藤城
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