南箕輪村の人口増についての考察5「子どもの病院代」

病気 人口増の村

南箕輪村の人口増の理由について、考察しています。

第5回のテーマは「子どもの病院代」です。

都会を中心に現在の日本では恵まれた医療費助成制度により、子どもの病院代が0円になるのが当たり前の時代になりました。

薬も無料で出してくれるので

「(薬の)ケース代100円です」

「・・・財布がないので払えません」

なんて経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

病気
無料だと熱が出た場合など病院に連れていきやすいですよね。

南箕輪村の医療費助成

地方でも医療費助成を実施する自治体が増えてきましたが、南箕輪村は上伊那地域では、群を抜いて先行して、子どもの医療費助成を実施してきた自治体です。

・平成18年度 小学校3年生まで無料に
・平成19年度 小学校6年生まで無料に
・平成20年度 中学校3年生まで無料に
・平成25年度 高等学校3年生まで無料に

このことも村が子育ての村という口コミが広がっている要因の一つと考えられます。

自己負担金

ただ、都会と違って完全に無料という訳ではありません。

福祉医療費の自己負担金というものがあります。

これは、子どもが病気をして病院に行った場合に必ず500円(月1回)を、利用者に負担していただくというものです。

(具体例)
・10月 1日 風邪でA病院に掛かる 500円負担
・10月 3日 風邪でA病院に掛かる 0円負担
・10月10日 転んで怪我をしてB病院に掛かる 500円負担
・10月12日 風邪でA病院に掛かる 0円負担
・10月12日 風邪の薬をC薬局で処方 500円負担
・11月 1日 風邪でA病院に掛かる 500円負担
・11月 1日 風邪の薬をC薬局で処方 500円負担

ただし、福祉医療費の自己負担金とは、医療機関に支払うものではなく、制度を支え合う一員となっていただきたいと言う趣旨で、負担していただいている費用で、村の収入となります。

完全無料にしたいのはやまやまでしょうが、大きな自治体と違って、様々な制限が村にはありますし、子どもの数が多いので、なかなか難しいのが現状でしょう。

とはいえ、500円も積もれば意外と痛い。ですよね。

(近い将来これも無料になるような気がしています。)

なお、子どもだけでなく68歳以上の熟年者や3級以上の障がい者、療育手帳交付者なども条件によって対象となります。

福祉医療費受給者証

この制度を利用するには、福祉医療費受給者証を病院に提示する必要があります。

通常は転入時等の手続きで一括して実施されるので、受給者証が手元にないことはあまり想定できませんが、無くしてしまった場合などは村役場の窓口で

・健康保険証
・印鑑
・通帳(振込口座確認用)

を用意して、申請書を提出すれば即日発行してもらえます。

伊那中央病院
伊那市にある伊那中央病院ですが、南箕輪村からとっても近い位置にあります。

村の病院リスト

医師会や歯科医師会、薬剤師会に所属している村の病院リストです。


病院名診療内容電話番号
市川内科クリニック内科、内分泌代謝0265-77-5677
長田内科循環器科医院内科、循環器科、消化器科、小児科0265-72-4043
高原医院整形外科0265-98-0385
南信病院精神科・心療内科0265-78-4161
堀田内科クリニック内科 循環器科0265-72-3980
ゆりの木クリニック眼科0265-74-2128
くらた歯科医院歯科医院0265-76-1610
やなぎさわ歯科クリニック歯科医院0265-98-0828
みらい歯科クリニック歯科医院0265-98-0814
アルプス薬局薬局0265-77-1193
ほたる薬局 春日街道薬局0265-96-7108
毛利薬局薬局0265-78-6780
薬局マツモトキヨシ伊那インター店薬局0265-76-8918

南箕輪村は開業医の先生が少ないこと、これから必要なる訪問医療が弱いことが、これからの課題となっています。

2018年10月27日 文責 藤城

2021年1月10日 追記 藤城

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