南箕輪村の人口増の理由について、考察していきます。

第6回のテーマは「移住者が多い村 その割合なんと7割!」です。

南箕輪村には全国的にみて、とっーーても珍しい特徴があります。

それがコレ

・南箕輪村に生まれて居住し続けている住民は3割程度
・南箕輪村に移住してきた住民が7割程度

移住者が7割

都会は移住者だらけですが、ここは地方です。

日本のどこの村を探しても、移住者の割合が

7割

なんて聞いたことありません。

普通の村のイメージは

・99%地元民
・1%移住者

ではないでしょうか?

移住者
村を愛する3人も東京で生まれたので移住者にカウント

若い世代に村を愛している人が多い

「どこに住もうか」

色々調べて、南箕輪村を選んで、そして住むことを決めた、

村への愛着が高い人たちが若い世代に特に多いです。

その結果、少し前ですが2004年の住民投票では6割以上の村民が合併に反対しています。

概して、年齢が高い層は合併に賛成し、年齢が低い層が合併に反対しました。

また、村の商工会が実施したアンケート調査では、全世代が町になることに反対しています。

私も村だから、南箕輪村に移住を決めた1人です。

村民には、村人であるというアイデンティティが確立されています。

同い年の子どもが近所にたくさん

移住者は子育て世代が多いことが特徴のため、

自分の子どもと同い年の子どもが、

近所にたくさんいることもメリットの一つです。

また、新しい人が村に来ることが、

すでにこの村では珍しいことではないため、

地元コミュニティへ加入するにも、

ハードルがとっても低いと感じています。

「長年の経験で移住者を受け入れる環境が整っている。」

これは移住者にとって非常に大きなメリット

ではないでしょうか。

自信を持って言えることは

「閉鎖的な感じは南箕輪村は全くないですよ。」

ということです。

中学生が村を愛するきっかけ

中学生に対して、自分が南箕輪村の村人であるアイデンティティーを形成する助けとなる事業を、村では60年以上前から実施しており、村を愛するきっかけの一つになっていると思います。

強歩大会

大芝高原からスタートして、村の飛び地にある経ヶ岳を中間地点として、

標高差が1キロ以上ある距離を全校生徒が走り切ります。

最近は強歩大会の週末に経ヶ岳バーティカルリミットが開催されており、

コース整備などが協業して行われる仕組みが出来上がりつつあります。

枝打ち

大芝高原に豊富に生える赤松は、明治時代に南箕輪尋常小学校が植樹したことが起源となっています。

今も中学生が赤松の枝打ちをして育林を助けています。

落穂拾い

稲刈りが終わった後に中学生が落穂拾いをして、得た収益を寄付をする文化が出来上がっています。

大人になった時

「強歩大会まじ辛かったよね」

「田舎でしかあんなのないよね」

っていうことを、共通の話題として話せることにも繋がりますし、

子どもからも

「お父さんも走ったの?」

「走った走った、あの時は・・・・」

なーんて光景も微笑ましいですよね。

最近はキャリア教育にも力が入ってきており、中学生が地元の経営者さんなどと対話する機会が設けられています。

2018年10月29日 文責 藤城

藤城栄文(Eibumi Fujishiro)

藤城栄文(エイブミ)です。東京で37年間過ごして、2017年2月に南箕輪村に家族5人で移住しました。子どもは全員幼児で子育てにはてんやわんやです。現在は南箕輪村で2040年以降に予想されている人口減を防ぐミッションに携わっています。

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