南箕輪村における住宅確保給付金の申請と公共料金等の支払猶予に関して

新型コロナウイルス感染症の影響で、仕事やバイトが無くなったことで、現金が不足することが予想される中で、住宅確保給付金の要件緩和がされたり、公共料金等の支払猶予の要請が国から出されたりしていますが、南箕輪村の状況をまとめましたのでお知らせします。

住宅確保給付金

住宅確保給付金とは
離職等により経済的に困窮し、住居を失った又はそのおそれがある者に対し、住居確保給付金を支給することにより、安定した住居の確保と就労自立を図る。
厚生労働省WEBサイトより引用

住宅確保給付金は元々、離職や廃業した人の自立を支援するための制度ですが、今回の事態を受け、2020年4月20日から、収入が一定の水準まで減少した世帯も対象に含まれることになりました。

4月30日からは求職している要件も緩和される見込みです。

給付金は最大３ヶ月分支払われます。なお、住宅確保給付金の上限額は、住宅扶助特別基準額となります。（但し、家賃より高くはならない）

厚生労働省が定める給地制度によると、南箕輪村は3級地の２となりますので、３級地扱いとなり、下段の金額が家賃への補助として支払われる金額となります。（人数は世帯の人数です。）

福祉事務所で手続きを行うとしていますので、「長野県上伊那生活就労支援センターまいさぽ上伊那（0265-96-7845）」が窓口になります。

ただ、電話が混み合っているようです。

住所は、上伊那郡南箕輪村4808-2です。

小口融資を受け付けている、村社会福祉協議会の最寄りの施設となります。

電気、上下水道の順番で見ていきます。

なお、ガス（プロパンガス）はWEBで掲載事例が見つかりませんでした。

電気については、その歴史から中部電力を契約されている方が多いと思います。

中部電力では、インターネットからの登録により、支払い期日を１ヶ月延長することができます。

中部電力は2020年4月から分社化しており、中部電力ミライズ株式会社となっています。

その他、電力会社各社でも、支払猶予（１ヶ月）に関する特別措置を実施しています。

また、支援策として電気料金の割引を実施している会社もあります。詳細は、会社名のあとの（猶予）（割引）からご確認ください。

なお、WEB検索から掲載しているため、全ての電力会社を掲載できておりません。

南箕輪村でも支払い猶予の手続きができるよう、取り組みを始めているとのことです。

支払いは２ヶ月に１回で、2020年５月が次の支払い期日となりますので、早めのアナウンスをお願いしたいところです。

電気料金は１ヶ月の支払い猶予となりますが、上下水道はもう少し長い期間を設定してもらえれば助かります。（都市部は４ヶ月程度）

携帯電話や保険なども支払い猶予が始まっています。

現金不足に対して、とりあえず10万円が支給されるまでのつなぎとして、活用できればと思います。

今、現金がない方は、社会福祉協議会で実施している小口融資の制度の活用を検討ください。

2020年4月23日　文責　藤城