長野県には日本海に注ぐ信濃川、姫川、関川と太平洋に注ぐ天竜川、木曽川、富士川、矢作川、利根川の8水系があります。

河川の状況
県内の一級河川は741河川もあり、その総延長は5,098.5kmにも及んでおり、北海道に次ぐ全国2番目の総延長になっています。
整備率は全体でみても50%に到達しておらず低い状況です。
急峻な地形と脆弱な地質などの自然条件に加え、都市化の進展などにより流域の保水力が低下するなか、地球温暖化により平均気温が2℃上がった場合には、降雨量が約1.1倍、洪水量は1.2倍になると予想されています。
そのため引き続き整備を進めていかねばならない状況です。
天竜川の状況
長野県内における天竜川の河川延長は1,567.8km、流れ込む河川数は280もあります。そのうち県が管理する河川延長は1,409.9km、国が管理する河川延長は157.9kmです。また、流域面積は3,708㎢、流域内人口は566,616人です。
河川計画の見直し
私たちが暮らす天竜川水系においては、地球温暖化により水量が1.1倍になることを見越した整備計画が現在進められており、その計画に基づいて堤防の強化などが今後推進されます。
流域治水の取り組み
河川整備も加えた流域治水の取り組みを進めることが求められています。
流域治水とは
- 流す 河川整備の取り組み(青色)
- 留める 雨水貯留等の取り組み(緑色)
- 備える まちづくりや住民避難の取り組み(オレンジ色)

河川清掃
2025年は8月2日(土曜日)に、南箕輪村では天竜川の河川清掃が行われ、多くの皆様とともに活動を展開いたしました。

