南箕輪村の村民の通勤通学流動について

南箕輪村は周辺市町村のベッドタウンであり、通勤と通学ともに、流出超過となっています。

村民はどこで仕事をして、さらにどのような業種で働いている方が多いのでしょうか。またどの市町村に通っているのでしょうか。

通勤流動

令和2年のデータによれば、通勤流動の流入者数は3,744人で流出者数は5,180人で、流出超過となっています。

流出先(右側)で多いのは伊那市(2,556人/49.3%)、箕輪町(1,135人/21.9%)、辰野町(406人/7.8%)、駒ヶ根市(328人/6.3%)、その他(755人/14.6%)となっています。

流入先(左側)で多いのは伊那市(1,887人/50.4%)、箕輪町(837人/22.4%)、辰野町(274人/7.3%)、駒ヶ根市(224人/6.0%)、その他(522人/13.9%)となっています。

通学流動

通学については、大学や高等学校の存在が大きく影響するため、通勤流動とは違った傾向となっています。

本村には上伊那農業高等学校と信州大学農学部、南信工科短期大学校の3校があるため、通勤と比較すると流出比率は低い傾向となっています。

流出先(右側)で多いのは伊那市(171人/40.9%)、駒ヶ根市(51人/12.2%)、辰野町(42人/10.0%)、箕輪町(34人/8.1%)、松本市(25人/6.0%)その他(95人/22.7%)となっています。

その他が1/5を超えているのは本村の特徴やもしれません。

流入先(左側)で多いのは伊那市(160人/50.3%)、箕輪町(51人/16.0%)、駒ヶ根市(34人/10.7%)、辰野町(13人/4.1%)、宮田村(13人/4.1%)その他(47人/14.8%)となっています。