バチルス菌の活躍について、みなさんご存知でしょうか。南箕輪村でも伊那中央衛生センターを通じて大変お世話になっている菌です。

伊那中央衛生センター
伊那中央衛生センターは伊那市、箕輪町、南箕輪村で構成された一部事務組合で、し尿処理やその資源化を行なっている施設です。

伊那中央衛生センターでは、バチルス菌を活用して、し尿処理を進めています。
ドロドロのうんちやおしっこは、「バチルス菌」や「微生物」に食べられて、少しずつなくなっていきます。
そのかわり、うんちやおしっこを食べた「バチルス菌」や「微生物」は、どんどん増えていきます。バチルス菌は、食べ物の残りかすなどの大きなかたまりを分解します。微生物は、主に細菌(さいきん)を食べてはたらきます。
バチルス菌とは
バチルス菌は、地球上のあらゆる環境に適応し、生き延びてきた極めてタフな微生物です。
有益なものから有害なものまで、多様な性質を持つため、正しい知識と使い方が重要とされており、今後もバイオテクノロジーや医療、環境分野など、幅広い領域での活用が期待されています。
バチルエース(普通肥料)

伊那中央衛生センターでは、バチルス菌を用いて、バチルエースという普通肥料をお求めやすい価格で販売しています。

唐辛子の栽培で、バチルエースの有無で収穫量が大きく変わった事例が紹介されています。
建替え
伊那中央衛生センターは、令和5年12月21日~令和9年3月31日の期間をかけて建替え工事が行われています。

