今日のニュースは、アメリカ大統領選挙で一色になっていますね。
南箕輪村でも、隣の西箕輪で熊(クマ)による人身事故(クマに襲われた事故)が発生していて、学校も集団下校になるなど、落ち着かない雰囲気になっています。
さらには、現村長である唐木一直氏が、11月6日(金)に、次期村長選挙(2021年4月)への展望に関する記者会見を開くことになっており、こっちも慌しいですね。
そこで、本日は選挙についてをテーマとして、これまでの村長選挙の結果を振り返ってみたいと思います。
インターネットで調べてみても、なかなか過去の結果が出てこなかったのが、まとめてみようと思ったきっかけです。
1986年の南箕輪村長選挙(投票率:89.83%)
まずは、1986年に行われた村長選挙から振り返っていきます。
当時の村の人口は、約10,000人で、有権者数は6,940人でした。
村長に当選したのは安積正一氏(55歳)で、3,328票を獲得しています。
投票率が89.83%と非常に高く、安積氏は村の有権者数の約半分である47.95%の人々の信任を得て当選となっています。
1987年の南箕輪村長選挙(投票率:85.90%)
次に、1987年に村長辞職により行われた村長選挙を振り返ります。
有権者数は7,019人で、村長に当選したのは加藤寛敬氏(63歳)で、2,470票を獲得しています。
立候補者が4名と、今回まとめている村長選挙の中では、最多となっています。
投票率は85.90%と引き続き高い水準となっており、加藤氏は35.19%の人々の信任を得て当選となっています。
1989年の南箕輪村長選挙(投票率:79.02%)
次に、村長退職により行われた1989年の選挙を振り返ります。
村の人口は約10,500人で、有権者数は7,361人でした。
村長に当選したのは、松村寛氏(62歳)で2,309票を獲得しました。
立候補者は3名で、投票率は79.02%まで減少し、松村氏は31.36%の人々の信任を得て当選となっています。
1993年の南箕輪村長選挙(投票率:無投票)
1993年の村長選挙は39年ぶりの無投票となり、松村寛氏(66歳)が引き続き村長に当選となりました。
1997年の南箕輪村長選挙(投票率:78.39%)
1997年の村長選挙を振り返りましょう。
村の人口は約13,000人で、有権者数は9,128人となり、清水國光氏が3,798票を獲得し当選しました。
投票率は78.39%を維持し、清水氏は41.6%の人々の信任を得て当選となっています。
2001年の南箕輪村長選挙(投票率:67.46%)
2001年の選挙は、前村長が不出馬の中で行われました。
有権者数は10,207人と初めて10,000人を超えています。
村長に当選したのは、山口一男氏で4,604票を獲得しました。
投票率は67.46%と大幅に減少しましたが、山口氏は45.10%の人々の信任を得て当選となっています。
2005年の南箕輪村長選挙(投票率:66.53%)
2005年以降の村長選挙は行われていませんので、実質最新の選挙結果となります。
有権者数は10,566人で、投票率は66.53%と前回とほぼ変わらずでした。
村長に当選したのは、唐木一直氏(56歳)で、5,039票を獲得しました。
唐木氏は47.69%の人々の信任を得て当選となっています。
2009年、2013年、2017年の南箕輪村長選挙(投票率:無投票)
2009年以降、唐木氏以外に出馬する候補者がおらず、これまで全て無投票になっています。
まとめ(敬称略)
有権者数 | 当選者 | 投票率 | 獲得票 | 信任率 | 候補者数 | |
1986年 | 6,940 | 安積正一 | 89.83% | 3,328 | 47.95% | 2 |
1987年 | 7,019 | 加藤寛敬 | 85.90% | 2,470 | 35.19% | 4 |
1989年 | 7,361 | 松村寛 | 79.02% | 2,309 | 31.36% | 3 |
1993年 | 松村寛 | 無投票 | 無投票 | 無投票 | 1 | |
1997年 | 9,128 | 清水國光 | 78.39% | 3,798 | 41.60% | 2 |
2001年 | 10,207 | 山口一男 | 67.46% | 4,604 | 45.10% | 2 |
2005年 | 10,566 | 唐木一直 | 66.53% | 5,039 | 47.69% | 2 |
2009年 | 唐木一直 | 無投票 | 無投票 | 無投票 | 1 | |
2013年 | 11,464 | 唐木一直 | 無投票 | 無投票 | 無投票 | 1 |
2017年 | 12,056 | 唐木一直 | 無投票 | 無投票 | 無投票 | 1 |
2021年 |
2021年の選挙はどうなるのでしょうか。
少なくとも6日の記者会見で、唐木村長の進退はハッキリするようです。
どちらにしても村長選挙は、村民全員がこれからの村のことを考えるとっても貴重な機会になりますので、うまく活かして、村の今後の発展につなげていきたいですね。
2020年11月4日 文責 藤城
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