長野県が10月上旬から新たな観光支援事業を開始することになりましたのでご紹介していきます。
「長野県で癒される連泊促進事業」(通称:信州連泊エンジョイプラン)が登場
信州連泊エンジョイプラン
信州連泊エンジョイプランとは
平日の宿泊需要の喚起と(中略)長期滞在型の観光を推進するため(中略)「Go To トラベル事業」と連動し、県内宿泊施設における連泊宿泊料金を割り引く支援事業を実施します。
長野県WEBサイトより
GoToトラベルと併用できる連泊割引サービスです。
支援事業期間
支援事業の実施期間は、令和2年 10 月上旬から令和3年3月1日(月)までとなっています。
ただし、R2.12.25 チェックインから R3.1.4 チェックアウトまでの宿泊分は除きます。
支援金額
支援金額は大人も子どもも共通で、下記のとおりとなっています。
・1泊目 1人泊あたり 2,000 円
・2泊目 1人泊あたり 2,000 円
・3泊目~7泊目 1人泊あたり 3,000 円
一人1回の旅行あたりの連泊数は7泊を上限としていますが、一人当たりの利用回数の制限はないとのことです。
利用条件
利用条件が色々ありますが、そんなに厳しくなく、例えば10,000円以下の宿があった場合でも、連泊の平均で10,000円を越えればいい仕組みのため、かなり利用しやすい形になっています。
子連れ旅行に大変助かる仕組みです。
条件1 長野県内の宿泊施設に3連泊以上すること
3泊以上連泊する必要があります。ただし、旅行会社を利用する場合は、複数の宿泊施設を組み合わせることができます。
例)1 泊目:A 旅館 2 泊目:B ホテル 3 泊目:C 旅館
条件2 宿泊・旅行代金が1人泊あたり 10,000 円以上であること。
10,000円以上が対象となります。
ただし、食事代、消費税及び地方消費税、サービス料、入湯税、交通費等については、宿泊・旅行代金に含まれる場合は対象となります。
さらに、1 泊目:10,000 円、2 泊目:7,000 円 、3 泊目:16,000 円の場合
(10,000 円+7,000 円+16,000 円)÷3 泊=1 泊あたり 11,000 円となるため、これも割引の対象となります。
条件3 Go To トラベル事業の対象地域の居住者
東京が加われば、この条件は無くなります。
条件4 「信州連泊エンジョイプラン」という名称がついたもの
宿泊事業者が、県に登録していないと対象になりませんので、「信州連泊エンジョイプラン」という名称がついたものが対象となります。
条件5 予算は1億7千万
予算は総額で170,000,000 円となっています。
3泊使う人が最も多いと考えられ、その際の支援金額は7,000円ですので、割ってみると24,285人分となります。
人数にしてみると、意外とすぐに売り切れてしまうのではと感じます。
条件6 市町村が行う宿泊割引企画との併用も可能
GoToだけでなく、市町村が行う割引サービスとも併用できます。
ただし、県が行うサービスとは併用ができませんので、ご注意ください。
条件7 「信州版 新たな旅のすゝめ」の安心旅人宣言カードの提示
「信州版 新たな旅のすゝめ」の安心旅人宣言カードを提示する必要があります。
カードは下記よりダウンロードできますよ。お忘れなく。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/happyou/happyou/documents/tabinosusume_200717.pdf
こんな使い方もあり?
期間は年末年始を除くと140日程度となっています。その140日間を全て10,000円の宿に泊まったとすると、回数制限はありませんので・・・・
1,400,000-490,000(go to)-380,000(enjoy)=530,000円
530,000/140=1日3,785円で2食付きの生活が送れます。さらに、+210,000円分の地域クーポンがもらえます。
自由気ままな人生を送っている方は利用できそうですね。
私は10月に赤ちゃんが生まれるので、この事業は利用する機会がなさそうです。(残念)
2020年9月24日 文責 藤城
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