南箕輪村の交通事情と事故に注意する場所は?

南箕輪村の主要な道路は、村の東側から順に、国道153号伊那バイパス、国道153号、長野県道88号伊那箕輪線(通称:春日街道)、中央自動車道、伊那西部広域農道が南北に並行して走っています。

また、これらの南北道路と交差するかたちで、長野県道87号伊那インター線、国道361号、長野県道426号吹上北殿線が東西方向を結んでいます。

南北方向に比べて東西方向のインフラはやや脆弱でありますが、感覚では通退勤時に混んでいるのはどちらかというと南北方向という印象です。

24時間交通量と混雑度

令和3年度道路交通センサスのデータによると、国道153号、国道153号伊那バイパス、長野県道88号伊那箕輪線(通称:春日街道)、長野県道87号伊那インター線は交通量が1万台を超えています。

しかしながら、全ての道路で混雑度は1.0以下となっており、道路が混雑することなく円滑に走行できている状態です。

混雑度

日本道路協会の基準によると、道路の混雑度は以下のように分類されています。

1.75以上:慢性的な混雑状態
1.25以上〜1.75未満:ピーク時間帯を中心に混雑する時間帯が増加
1.0以上〜1.25未満:ピーク時の1〜2時間程度に混雑が発生
1.0未満:混雑がほとんど発生しない状態

交通事故に特に注意する場所

次に、交通事故の発生箇所の分布から、特に注意が必要な場所を見ていきましょう。

令和元年度から令和5年度までの5年間のデータを見ると、国道153号、国道153号伊那バイパス、長野県道88号伊那箕輪線(通称:春日街道)、および長野県道87号伊那インター線といった幹線道路の交差点周辺で、交通事故の発生件数が多くなっています。

国道153号の南部保育園付近の交差点周辺や長野県道88号伊那箕輪線(通称:春日街道)では特に交通事故が多くなっていますので、ご注意ください。

一方で、発生件数は少ないものの、住宅地や集落内の生活道路においても交通事故は発生しており、注意が必要です。