上伊那地区の4校が統合され、総合技術高校への再編が進められています。

新校の募集開始は現在のところ令和17年度(2035年度)以降の予定となっており、2025年に年長の園児が最初の生徒になる見込みです。
再編統合対象校
再編統合の対象校については、辰野高等学校の商業科、箕輪進修高等学校の工業科、上伊那農業高等学校、駒ケ根工業高等学校となっています。
活用する校地と校舎
上伊那農業高等学校が予定されています。
募集学級数
募集学級数は、農業科3学級、工業科2学級、商業科1学級の合計6学級とする案が示されています。
プロポーザル
上伊那総合技術新校施設整備事業基本計画策定支援業務委託プローポーザルが長野県教育委員会により実施されます。
提案に求める内容として、配置計画や建築計画では下記の事項が予定されています。
配置計画
- 新築校舎と活用する校舎との接続、調和
- 地域に開かれた学校、交通計画
- 養護学校分教室の専用空間設置と共用空間の活用
- メイン校舎の配置とゆとりある外構空間
- 通学や、校内における⽣徒の効率的な移線
- 整備期間中の在校⽣の学びの保障
建築計画
- 多用途に対応できる教室サイズの検討
- 農業、工業、商業の専門的な学びのための空間の確保
- 3学科が融合する学びを支える空間の検討
- 学年全体が講義を受けられる⼤空間の検討
- 体育施設の建替え、弓道場の新設、プールの除却
スケジュール
令和7年
- 8⽉下旬公告
- 10⽉下旬 一次審査(非公開)
- 12⽉上旬 二次審査(公開)
- 12⽉下旬 委託契約
令和8年
- 11⽉まで 施設整備基本計画策定
- 9月末に基本計画(案)とりまとめ
令和9から10年度
- 設計
令和11年度
- 工事
令和17年度
- 募集開始
まとめ
令和17年度からの募集開始では遅すぎるのではないかと感じるとともに、現在の校舎をこの先10年間、何の改修も行わずに使い続けるのは現実的ではないと懸念しています。
そのあたりも含めて要望を継続してまいります。
