南箕輪村では、身体の状況などにより一般の交通機関を利用することが難しい方を対象に、「特殊車両利用助成」を実施しています。
特殊車両利用助成とは
車いすを利用している方などが、通院や外出の際に福祉車両などの特殊車両を利用した場合、その費用の一部を村が助成するものです。
特殊車両とは、車いすに乗ったまま乗降できるリフトやスロープを備えた車両など、一般のタクシーでは移動が難しい方に対応した車両です。
身体状況によっては、自家用車への乗り移りそのものが難しく、こうした車両でなければ外出できない方もいます。
村では、こうした方の移動にかかる経済的負担を軽減し、通院をはじめとした日常生活上必要な外出を支えるため、特殊車両の利用に対する助成を行っています。
対象は?
対象については世帯総所得が500万円未満で、寝たきりなどによりストレッチャー車やリフト付き車両等の特殊車両を利用しなければ外出できない方を対象としています。
また、上伊那郡市内の医療機関や福祉施設への移動を対象としています。
タクシーとの違い
タクシーに対する支援との大きな違いは、「より移動が困難な方を対象としている」という点です。通常のタクシーへの乗り降りができない、車いすから座席への移乗が難しいといった場合には、利用できる交通手段そのものが限られます。
また、福祉車両は一般のタクシーと比べて利用料金が高くなる場合もあり、定期的な通院が必要になれば、本人や家族にとって継続的な負担になります。そのため、単に「移動手段を確保する」だけではなく、その移動を経済的にも支えることがこの制度の役割です。
令和7年度は19人が申請
令和7年度の申請者は19人、村の決算額は約55万円でした。
村の福祉事業全体から見れば、利用者数も事業費もそれほど大きな制度ではありませんが。19人にとって必要不可欠な制度であると考えています。
必要な移動支援
南箕輪村でも今後、高齢化が進めば、車いすなどを利用しながら生活する方が増えることが想定されます。
公共交通を利用できる方、通常のタクシーなら利用できる方、そして特殊車両でなければ移動できない方、それぞれに必要な支援をこれからも考えてまいります。
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