若い世代の挑戦を南箕輪村が支えます。奨学金返還支援補助金のご紹介。

大学などへの進学は、人生を切り拓く大切な一歩です。

一方で、卒業後に社会へ出る若い世代にとって、奨学金の返還は決して軽い負担ではありません。

私も奨学金の返還を終えたのは40歳になった時で、返還に大変苦労した経験があります。

若い皆さんが「この地域で働いてみよう」「ここで暮らしてみよう」と思える環境を、村としてもっと積極的につくる具体策の一つが、「奨学金返還支援補助金」です。

奨学金返還支援補助金

この制度は、大学等を卒業した後に南箕輪村に住み、上伊那地域で働く方の奨学金返還費用を支援するものです。

南箕輪村では、申請した年度内に返還した奨学金額の2分の1を補助し、年間上限は15万円、最長5年間(60か月)支援します。

この制度は単なる「補助金」ではなく、若い世代への投資という側面もあります。

地域の企業で働く人、農業に挑戦する人、自ら起業する人。

そうした皆さんが、返済の不安を少しでも軽くしながら、安心して地域に根を張れるようにしたい。制度の背景には、そうした思いがあります。

対象者と条件

対象は、令和8年4月1日以降に上伊那地域で正規雇用で就職した方、公務員を除く就労者、就農した方、起業した方などが含まれています。

対象となるにはいくつか条件があります。

たとえば、就労等の1年以内に上伊那区域外から南箕輪村へ居住の実態を移した方、または大学在学中から引き続き村内に住み、卒業後1年以内に就労した方であること、3年以上の定住意思があること、年度末時点で満40歳未満であること、さらに奨学金返還や村税等に滞納がないことが必要です。

また、この制度は「南箕輪村で働く人」に限られていません。

南箕輪村に住みながら、上伊那地域で働く方が対象です。つまり、暮らしは南箕輪村に置きつつ、通勤や就業の場は上伊那全体に広がっていてもよいという考え方です。これは、今の暮らし方や働き方に合った、現実的な制度設計だと思っています。

申請期限

申請期限も重要です。今年度の申請期間は令和8年4月1日から令和8年12月15日まで、2年目以降は毎年5月末日までとなっています。

初年度を逃すと大きな不利益になりかねませんので、該当しそうな方にはぜひ早めに相談していただきたいと思います。

申請時には、交付申請書のほか、上伊那区域外から移ってきたことが分かる資料、奨学金の貸与が分かる書類、その年度に返還すべき額が分かる書類、就労証明書、大学等の卒業証明などが必要です

交付決定後は、年度内の返還完了後に実績報告書、返還額が分かる書類、就業状況を証明する書類、請求書などを提出する流れになっています。窓口提出のほか、電子申請にも対応しています。

こうした制度は、「条件が細かくて難しそう」と感じられるかもしれませんが、若い世代の暮らしを支える制度ほど、きちんと使っていただいて初めて意味があります。

南箕輪村は、若い世代が比較的多く、子育て世代にも選ばれている村です。

だからこそ、進学、就職、結婚、子育てという人生の節目ごとに、「この村で暮らしていける」と思える支えを少しずつ積み上げていく必要があります。奨学金返還支援は、その中でも特に、社会へ出る最初の一歩を支える政策です。

ぜひご相談を

対象となる可能性がある方は、ぜひ制度内容をご確認ください。
また、ご家族や親戚、お知り合いに該当しそうな方がいらっしゃいましたら、ぜひお伝えいただければと思います。

こうした制度は、必要な人に届いてこそ価値があります。

まとめ

https://www.vill.minamiminowa.lg.jp/soshiki/chiiki/syougakukin2024.html

制度の概要
・補助額:年度内に返還した奨学金額の2分の1
・年間上限:15万円
・交付期間:最長5年間
・対象:南箕輪村に居住し、上伊那地域で就職・就農・起業等した方など
・初年度申請期限:令和8年12月15日
・相談先:地域づくり推進課 地域振興係(0265-98-6640)