令和8年第1回南箕輪村議会定例会の一般質問で西森議員からご質問への答弁要約です。
西森議員からは、「集落支援員の役割」や「地域の支え合いの仕組み」について質問をいただきました。
人口構成や生活様式が変化する中で、自治会や地域コミュニティをどのように維持していくかは、多くの自治体に共通する大きな課題でもあります。
村としての考え方を整理してお伝えします。
自治会の話し合いは地域主体が基本
まず大切にしている考え方は、自治会の課題は地域の皆さんが主体となって話し合い、解決していくことです。
自治会は地域住民の自主的な運営によって成り立つ組織であり、課題を共有し合意形成を図る過程そのものが地域の力を高めるものだと考えています。
第六次総合計画でも「協働のむらづくり」を基本方針として掲げており、地域の主体性を尊重することが前提です。
集落支援員の役割
そのうえで、自治会活動を支える仕組みとして配置しているのが「集落支援員」です。
現在は北殿区と田畑区で活動しており、地域の実情をよく理解している住民の方に担っていただいています。
自治会では役員が1年任期で交代することが多く、継続して課題に取り組むことが難しい場合もあります。
集落支援員は、そうした点を補いながら長期的な視点で自治会運営を支える役割を担っています。
例えば
- 会議の記録
- これまでの経過の整理
- 文書化による情報共有
など、話し合いを円滑に進めるための支援も重要な役割になります。
今後の体制について
現在は2名の支援員が北殿区と田畑区で活動していますが、制度は令和7年度に始まったばかりです。
まずは制度の定着と支援員の確保を進めることが重要だと考えています。
将来的には
- 各区への配置
- 小規模な地区を複数名で支える体制
なども視野に入れながら、地域の実情に応じた形を検討していきます。
デジタル回覧板について
地域の情報共有の方法として「デジタル回覧板」についても質問がありました。
紙の回覧と比べると
- 情報が早く届く
- 過去の情報をいつでも見返せる
といったメリットがあります。
もし導入する場合には、区の合意を前提として、集落支援員が掲載作業などを補助することも考えられます。
地域の負担軽減につながるよう検討していきたいと思います。
防災資機材の共有
各区では発電機や照明器具など、防災資機材を整備しています。
現在は自主防災会連絡協議会で毎年状況を共有しています。
今後は
- 資機材の可視化
- 地区間での相互活用
など、効率的な備えのあり方についても検討していきます。
また、防災士や消防団、赤十字奉仕団などとの連携を深め、「人」と「資機材」の両面から地域防災力を高めていきたいと考えています。
地域の支え合いの仕組み
地域の「困りごと」と「お手伝いできること」を結びつける仕組みについても質問がありました。
村民アンケートでは
- 見守りや話し相手は支援できる人が多い
- 通院の付き添いや送迎は担い手不足
という傾向が見えてきました。
現在は「まっくん生活支え愛事業」により、地域のボランティアの皆さんに協力いただきながら支援のマッチングを行っています。
今年度は9名の協力者がおります。
地域の力をこれからも
地域コミュニティを維持していくことは、これからの時代において大きな課題です。
しかし同時に、南箕輪村には地域の支え合いの文化がしっかりと残っているとも感じています。
地域の皆さんとともに知恵を出し合いながら、これからの時代に合った地域の支え合いの仕組みをつくっていきたいと考えています。
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