南箕輪村では、2022年度に1人、2023年度からは2人の体育専科教員を村内2校の小学校に配置をしています。
村の正規職員として配置している取り組みは、おそらく全国でも例の少ない独自のものと認識しています。
その目的や効果について、お知らせしていきます。
運動の二極化と体育専科教員の取り組み
最近、小学生の世代では、運動が得意な子どもと苦手な子どもの差、いわゆる「運動の二極化」が進んでいると言われています。
外遊びの減少や生活スタイルの変化など、さまざまな要因が指摘されていますが、学校現場でも大きな課題として意識されています。
体育は、国語や算数のような座学の教科とは異なり、体を動かして学ぶ教科です。さらに、小学校では教科書がないという特徴もあります。
毎時間、用具の準備やコートづくりなども必要になるため、授業の準備や指導に難しさを感じている先生方も少なくありません。
こうした状況を踏まえ、文部科学省でも小学校における体育専科教員の配置を進めています。体育を専門的に指導できる教員が授業を担当することで、子どもたちがより楽しく安全に運動に取り組める環境を整えるとともに、担任の先生方の負担軽減にもつなげていこうという取り組みです。
体育専科教員の配置
南箕輪村でも、この考え方を踏まえながら体育の授業の充実に取り組んでいます。
特に、村の正規職員として体育専科教員を配置している点は、おそらく他にはあまり例のない独自の取り組みではないかと考えています。
本村では、担任の先生と体育専科教員の2名で授業を行うチームティーチング(TT)を採用しています。この体制により、運動が苦手な子どもへのきめ細かなフォローが可能になるほか、体育指導に不安を感じている先生にとっては、体育専科教員から授業の進め方やマネジメントを学ぶ機会にもなります。
また、この取り組みは子どもたちの学びの充実だけでなく、学校現場の働き方改革や教師の負担軽減にもつながるものだと感じています。
子どもたちが「運動は楽しい」と感じる経験は、体力づくりだけでなく、挑戦する気持ちや仲間と協力する力を育むことにもつながります。
文部科学省での取り上げ
南箕輪村の体育専科教員の取り組みが、アスリートから教師への視点で、文部科学省に取り上げていただきました。
https://www.mext.go.jp/content/20240529-mxt_kyoikujinzai01-000014888_06.pdf
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