令和7年度の中部国道協会促進大会が11月6日に新霞ヶ関ビルの全社協・瀬尾ホールで開催されましたのでその様子を紹介します。
なお、昨日と異なり、中部圏のみの会議のため、会場にゆとりがあり、また最前列は机もあるため助かります。
長野県の意見
長野県を代表して、南木曽町の向井町長から意見発表がありました。
1 ミッシングリンクの解消
三遠南信自動車道の事業促進:三遠南信地域の事前通行規制区間や災害等による通行止め箇所を回避し、安全・安心な交通を形成し、広域交流を促進、支援。
2 防災ネットワークの強化
国道19号薮原改良の事業促進:現道に点在する防災上の危険箇所回避や雨量通行規制区間回避が可能となり、木曽地域の安全・安心な交通を支援。
3 リニア中央新幹線駅へのアクセス向上
国道153号伊駒アルプスロードの事業促進:中央自動車道の代替性の確保、リニア中央新幹線へのアクセス機能の向上が期待。
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4 交通の円滑化
国道153号飯田南バイパスの事業促進:令和5年4月に新規事業化。153号の渋滞の解消、交通安全の確保
提言
- 長期安定的な道路整備促進のための道路事業全体の予算の満額確保
- 防災、減災、国土強靭化の事業促進
- 新東名・新名神高速道路6車線化の早期実現、未整備区間の解消、交通拠点等のアクセス道路の整備、幹線道路ネットワークの機能強化
- 橋梁、トンネル、舗装等の老朽化対策の推進、主要幹線道路の踏切道改良、立体化、交差点改良などによる交通渋滞・事故対策の推進
- 道の駅の地方創生の拠点化の推進、無電柱化、通学路交通安全対策の推進、スマートIC整備、交通ターミナル整備の推進
- 防災や地方創生など、B/Cだけでは測れない効果も踏まえ、多様な観点も含め事業の必要性を適切に評価する仕組みの構築
- 大規模自然災害に即応するため、地方整備局等の体制強化や必要なる資材の確保
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