令和8年第1回議会定例会の冒頭挨拶

2026年2月26日に開会した、南箕輪村議会の定例会で申し上げた冒頭挨拶を掲載します。

長文のため、最初に要約版を掲載します。

要約版

令和7年度も残りわずかとなりました。議会定例会では、新年度予算を中心に村の現状と今後の方向性をご報告いたしました。その中から、特に生活に関わりの深い内容をまとめます。


■ 物価高騰対策・子育て支援の強化

  • 住民一人当たり1万円の給付
  • 住民税非課税世帯への加算給付
  • 小中学生の給食費負担軽減(中学生への補助拡充)
  • 子ども一人2万円の給付
  • 0・1歳児のおむつ購入補助を4月から開始

家計負担の軽減を図り、安心して子育てができる環境を整えてまいります。


■ 大芝の湯の大規模改修

ふれあい交流センター「大芝の湯」のリニューアル工事を実施します。
5月11日から11月21日まで休館予定となりますが、より快適な施設として再開できるよう整備を進めます。


■ 教育・子育て環境の充実

  • 南箕輪小学校南校舎の改修
  • 南部小学校トイレ改修の前倒し実施
  • 未満児保育需要の増加への対応

子どもたちの学習環境と保育環境の整備を着実に進めてまいります。


■ 公園・イベント

  • こども館東側の公園名称は「元気なまっくん公園」に決定
  • 大芝高原まつりは8月22日開催予定

■ 村の現状

村税は概ね堅調に推移しております。人口は減少傾向にあるものの、自然減少率は県内で最も低い水準となっています。


人口構造の変化や物価高騰など、社会環境が大きく変わる中で、
「豊かな自然 つながり育み 夢かなう南箕輪」の実現に向け、将来を見据えた予算編成を行いました。

引き続き、村民の皆様の安心・安全と暮らしを支える施策を着実に進めてまいります。

本文(実際の内容)

おはようございます。
令和8年第1回議会定例会を招集申し上げましたところ、全議員のご出席を賜り開会できますことに、お礼を申し上げます。
今年の冬は、1月下旬から2月中旬にかけて強い冬型の気圧配置が続き、寒い日が続きました。当村では雪害による大きな被害はありませんでしたが、日本海側の多くの地域では例年にない積雪となりました。
また、全国各地で大規模な山林火災が発生した経緯から、令和8年1月1日からは林野火災注意報制度の運用が開始されました。村内でも12月から2月にかけてまとまった降雨がなく、注意喚起に努めてまいりましたが、2月3日には農業用工場の火災が発生し、施設の一部が焼失する事案がございました。
全国的に水不足が懸念される地域も生じており、県内でも筑北村において断水の恐れから温泉施設が休業するなどの影響が出ております。一方で、当村の水源である箕輪ダムについては、現時点で水不足は生じておらず、安定的に確保されていることは幸いであります。
今後も乾燥・少雨・強風の日が続くことが予想されます。3月1日から始まる春の火災予防運動をはじめ、林野火災対策を徹底し、引き続き村民の皆様への注意喚起に努めてまいります。

さて、村では2月15日に「南箕輪村の日」記念イベントを開催いたしました。
午前中は、村文化団体による発表や村民の歌・信濃の国の大合唱に続き、マンホールデザインコンテストの表彰式、こども館東側公園の名称発表を行いました。あわせて、各分野において村政発展のためにご尽力いただきました皆様に、表彰状および感謝状を贈呈いたしました。
午後には、「神子柴と久保上ノ平―南箕輪村の遺跡から見える縄文の謎」と題し、堤隆先生にご講演をいただき、多くの皆様にご参加いただきました。

令和7年度も残すところ1か月となりましたので、現在の村の情勢についてご報告申し上げます。
まず、令和7年度の村税の状況であります。
個人住民税につきましては、雇用・所得環境の改善に伴い給与所得に係る税額が増加していることから、当初予算に比べ1,000万円増の9億3,400万円余を見込んでおります。
法人村民税につきましては、エネルギー価格の高騰や世界経済の減速等の影響はあるものの、概ね当初予算額を確保できる見込みであります。
固定資産税は、補正予算第7号において4,000万円増額したことにより、11億1,900万円余を見込んでおります。
軽自動車税は昨年度とほぼ横ばいの7,700万円余、村たばこ税も横ばいの1億2,000万円を見込んでおります。入湯税は入湯客の回復により500万円増の3,800万円となる見込みです。
これらを合わせた令和7年度の村税総額は、当初予算に比べ5,500万円増の24億4,000万円余となる見込みであり、令和6年度決算額と比較しても約2,200万円の増収となる見通しであります。

次に、村の人口動態についてであります。
人口異動調査によりますと、2025年中の長野県全体の年間人口増減数は16,235人の減少となり、24年連続の減少で、2002年以降では最大の減少幅となりました。内訳を見ますと、自然増減数は18,592人の減少で22年連続の減少となり、確認可能な1953年以降で最大の減少となっています。一方、社会増減数は4年連続の増加で、2,357人の増加となりました。
本村におきましては、年間人口増減数は46人の減少で、2年連続の減少となりました。自然増減数は24人の減少で5年連続の減少、社会増減数は22人の減少で2年連続の減少となっておりますが、直近では持ち直しの動きも見られます。
なお、県内77市町村すべてが自然減少となる中で、本村の自然減少率は0.15%と、県内で最も低い水準となっております。

 次に、自治会・地域づくり関係についてであります。
 地域づくり推進事業では、持続可能な自治会運営の検討の一環として、各区に対する社会福祉協議会など他団体からの集金等の依頼の取り扱いについて、昨年12月に各区において令和8年度以降の方針をご検討いただきました。その結果につきましては、明日27日の区長会においてご報告いただく予定であります。
 VC長野トライデンツの現在の成績は、28戦中3勝25敗で、順位は最下位となっており、残念ながら先日監督交代の決定もなされました。3月8日には、げんきあっぷクラブの皆様とともに松本市への観戦ツアーを計画しております。地域の応援が選手の力となり、あわせて熟年世代の皆様の生きがいづくりにもつながることを期待しております。
 コミュニティ助成事業につきましては、コミュニティ助成金として大芝区に物置設置およびバルーン投光器購入費用として240万円、また、地域活動助成事業助成金として中込区自主防災会に物置設置およびテント等購入費用として200万円の助成が決定しております。
移住・定住対策事業につきましては、昨年12月27日に上伊那広域連合主催で開催された「かみいなシゴトフェス」に約100人が参加し、村内企業からも5社にご出展いただきました。年末の恒例行事として定着しつつあり、企業・参加者双方から好評をいただいております。
また、1月24日には名古屋市において同じく上伊那広域連合主催の移住セミナーが開催され、上伊那全体で約20組の相談がありました。本村のブースでは8組の相談を受け、年代や家族構成も多様で、熱心にご相談いただきました。
地域おこし協力隊につきましては、2月13日にOBも加入する地域おこし協議会主催にて移住相談会を開催し、3組の移住相談がありました。また、令和7年度活動報告会を3月23日に大芝高原森の学び舎で開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
男女共同参画推進事業では、3月8日の「国際女性デー」に合わせ、女性相談窓口の認知拡大を目的として、啓発リーフレットの配布等を予定しております。
多文化共生事業では、ごみの分別方法を分かりやすく説明する「ごみの出し方How to動画」に、外国籍住民向けとして英語、ポルトガル語、インドネシア語、中国語、ベトナム語の字幕を付けた動画を作成いたしました。

女性再就職支援事業につきましては、昨年に引き続き、2月1日に箕輪町と合同で「合同企業説明会」を開催いたしました。出産や子育てを経ても女性が能力を発揮して働き続けられる環境づくりを目的とし、「働きたい女性」と「人材を求める企業」との出会いの場として実施したものであります。来場者は約60人、参加企業は19社となりました。
また、物価高騰に伴う家計応援給付金につきましては、食料品等の価格上昇による家計への影響を軽減するため、国の重点支援地方交付金を活用し、住民一人当たり1万円を給付するとともに、住民税非課税世帯には1世帯当たり2万円を加算することといたしました。2月25日には、約1億7788万円をプッシュ型で振り込みました。プッシュ型とすることで、申請手続きの負担を軽減し、住民の皆様へ迅速にお届けすることができました。
地域福祉計画および障がい者福祉計画の策定につきましては、2月9日に第1回地域福祉計画策定懇話会を開催し、20名の委員の皆様に委嘱書を交付いたしました。地域福祉計画、障がい者福祉計画、あわせて高齢者福祉計画・介護保険事業計画につきまして、令和8年度中の策定に向けて協議を進めてまいります。
物価高騰対策福祉施設応援金交付事業につきましては、国の重点支援地方交付金を活用し、村内の障がい者および高齢者福祉事業所に対し、1事業所当たり10万円の応援金を交付いたしました。
昨年度、「令和の米騒動」とも言われたコメ不足につきましては、価格の高止まりにより不足感は解消されつつあるものの、需要の減退により売り上げは鈍化しております。金芽米「風の村米だより」を村内で販売しているあじーなや大芝高原味工房では、直近の売り上げが昨年の半分以下となっており、在庫の状況も懸念されるところであります。
こうした状況を踏まえ、村では来年度、「コメがつなぐ自治体間農業連携首長会議」、いわゆる「コメサミット」に参画し、広域連携によるコメ対策を推進してまいります。
また、村内のコメづくりにおいても課題が顕在化しております。1月下旬に開催したまっくんファームとの懇談会では、担い手確保や草刈り等の作業負担に関する具体的な課題を伺いました。これらは村の農地を守る観点からも重要な課題であり、2030年までの5年間を集中対策期間と位置づけ、まっくんファームと緊密に連携しながら、実効性のある対策を検討し、順次実施してまいります。
 商工関係につきましては、長野県中小企業団体中央会のレポートによりますと、経営状況を「悪い」とする業種が依然として多く、その要因として「光熱費や原材料価格の高騰」や「人材不足」を挙げる事業者が多い状況にあります。
 村といたしましては、こうした課題に直面する地元企業を支援するため、企業振興条例に基づく設備投資への助成を引き続き実施するとともに、新たに長野県南信工科短期大学校修学助成金交付要綱を制定し、人材確保の一助となることを期待しております。
 次に観光・森林関係であります。
 大芝高原森林づくり実施計画に基づき、計画的に森林整備を進めております。伐採作業等によりご利用の皆様にはご不便をおかけする場面もございますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
 第12回経ヶ岳バーティカルリミットにつきましては、大会名称を「中央アルプス経ヶ岳ラウンドトレイル」に改め、ロングコースを眺望の素晴らしい32kmのコースに改め、5月30日に開催いたします。現在エントリーを受け付けておりますので、多くの皆様のご参加とご協力をお願い申し上げます。
 また、本年度中に大芝公園へ防災倉庫および防災コンテナトイレを整備いたします。
 来年度は、ふれあい交流センター「大芝の湯」のリニューアル工事を実施いたします。現時点では5月11日から11月21日まで休館を予定しており、利用者の皆様にはご不便をおかけいたしますが、リニューアル後の再開を楽しみにお待ちいただければと存じます。
 さらに、昨日開催された大芝高原まつり実行委員会において、令和8年度の大芝高原まつりは8月22日に開催することが決定いたしました。今後、実行委員会において開催内容を検討してまいります。
 次に建設関係であります。
 村計画事業につきましては、本年度予定していた工事は概ね順調に進捗しております。歩道整備などの道路改良工事のほか、舗装修繕計画に基づく村道の舗装修繕を実施いたしました。
 国庫補助事業では、令和3年度からの継続事業である村道1098号線(中込線)の歩道設置工事および村道10号線の舗装修繕工事のほか、橋梁長寿命化計画に基づく橋梁補修を実施しております。
 地区計画事業につきましては、測量を含む33事業を実施いたしました。大泉新公園整備事業は契約を終え工事に着手しており、本年4月末頃の完成を予定しております。
 また、今後のむらづくりの指針となる都市計画マスタープランにつきましては、改訂作業を進めており、最終の都市計画審議会を経て、3月中に新計画を公表する予定であります。
 除雪業務につきましては、今年度は降雪量が少なく、融雪剤散布の出動回数も昨年度を下回っております。今後も降雪が少ない状況が続けば、除雪事業費は前年度より減少する見込みであります。
 住宅耐震事業では、耐震診断10件、耐震改修2件、除却工事1件を実施いたしました。件数自体は前年を下回っておりますが、能登半島地震の影響もあり、相談件数や申請件数は増加傾向にあります。
県事業関係につきましては、大清水川と県道南箕輪沢渡線の交差部の改良工事において、大清水川下流部の河川改修工事を実施いたしました。県道と河川の交差部につきましては設計変更を行っており、来年度から本格的に改良工事を実施する予定であります。また、国道361号南原歩道設置工事は、現在順調に進捗しております。
次に上水道関係であります。
本年度予定した工事は概ね計画どおり進んでおり、北原地区および大芝公園内の水道管耐震化工事、地区要望である大芝地区の低水圧解消に向けた配水管布設工事、第2配水池への自家発電機設置工事は、いずれも年度内の竣工を予定しております。
次に下水道関係であります。
本年度予定している全体計画・事業計画改定業務、総合地震対策計画に基づくマンホール継手耐震改修工事、ストックマネジメント修繕・改築計画に基づくマンホールポンプ場設備更新工事、管渠更生工事等は、計画どおり進捗しております。
なお、南箕輪浄化センター再構築基本設計(耐震実施計画)および実施設計の作成業務につきましては、繰越事業として対応する予定であります。
 次に保育園の状況であります。
 令和8年度の入園希望がまとまりました。年度当初の園児数は624人、年度末には698人となる見込みです。全体の園児数は減少傾向にありますが、未満児は引き続き増加しております。
 4月から「誰でも通園制度」が導入されることにより、未満児保育の需要はさらに高まるものと見込んでおります。保育士の確保に努めながら、多様化する保護者ニーズに的確に対応してまいります。
 南原保育園の長寿命化工事につきましては、予定どおり完了いたしました。外壁塗装や軒天補強等を行い、今後より長く安全に使用できる園舎となりました。工事期間中はご不便をおかけいたしましたが、保護者の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。
 国の「物価高対応子育て応援給付金」につきましては、子ども一人当たり2万円を給付するものであり、現在事務を進めております。対象児童数は約3,000人、給付対象者は約1,700人となっており、3月中旬から下旬頃の給付を予定しています。

 小中学校では、3学期も残りわずかとなりました。インフルエンザによる学級閉鎖があった学校もございますが、全体としては概ね順調に学校生活を送ることができております。
 卒業式につきましては、引き続き感染症対策に配慮しながら実施してまいります。議員の皆様をはじめ住民の皆様のご理解とご協力をいただき、子どもたちの安全・安心を最優先に、年度のまとめを丁寧に行ってまいります。
 今年度の教育委員会関係の施設整備事業につきましては、南箕輪中学校では西校舎トイレ改修工事および体育館ガラス耐震改修工事、南部小学校では校舎内照明およびグラウンド照明のLED化工事、南箕輪小学校ではグラウンド照明のLED化工事が完了いたしました。
 令和8年度に向けては、南箕輪小学校南校舎改修工事の調査設計業務、南部小学校トイレ改修工事の設計業務が完了しており、あわせて南箕輪小学校旧学校給食センター改修工事とともに、来年度早期の着工に向け準備を進めております。工事にあたっては、安全管理を徹底し、工程管理および関係者との連絡・調整を十分に行いながら進めてまいります。近隣住民の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
 なお、南部小学校トイレ改修工事および南箕輪小学校旧学校給食センター改修工事につきましては、当初は令和8年度予算への計上を予定しておりましたが、令和7年度補正予算に計上し、前倒しで事業を進めてまいりたく、ご理解をお願い申し上げます。
 学習者用端末(タブレット)の更新につきましては、国の交付金を活用して整備を行い、1月末に納品されました。各学校において順次新端末へ切り替えを進めております。
社会教育施設につきましては、村民センター舞台照明LED化工事および村民体育館大規模改修工事を発注し、3月から着工する予定です。あわせて、村民センター非常用発電設備更新工事も実施予定であり、いずれも繰越事業として進めてまいります。
こども館東側の公園名称は「元気なまっくん公園」に決定いたしました。今後も子どもたちが安心して元気に遊べる公園となるよう、適切な維持管理と周知に努めてまいります。
社会教育・公民館事業では、2月15日に文化講演会を、2月21日には絵本作家・長谷川義史さんの講演会を開催し、多くの皆様にご参加いただきました。
「二十歳のつどい」は1月3日に開催し、例年を上回る137名が参加しました。実行委員会による企画も行われ、若者の力を感じる式典となりました。開催にあたりご協賛をいただいた商工会員の皆様に、改めて感謝申し上げます。元旦初走り・初歩きイベントには218名が参加し、新年の健康を祈念いたしました。
中学校休日部活動の地域クラブ移行につきましては、3月末で1年を迎えます。保護者、教職員、わくわくクラブの皆様のご協力により運営が成り立っております。保護者負担軽減のための補助金は、令和8年度予算にも引き続き計上しております。
今後も課題への対応を図りながら、教育委員会事務局を中心に地域クラブ活動の充実に努めてまいります。
 さて、今議会は新年度予算の審議をお願いいたします。
 私たちは今、人口構造の変化や少子高齢化の進行、気候変動の深刻化、さらにはAIやデジタル技術の急速な進展など、社会の前提そのものが大きく転換する時代に直面しています。南箕輪村においても、若い世代が多いという特徴を持ちながらも、これからは75歳以上人口の増加や担い手不足など、他の地域が経験してきた構造的な変化が一回り遅れて着実に進みます。
 こうした時代において、真にゆたかな村を創造するためには、これまでの延長線上で物事を考えるのではなく、将来世代を見据えた視点で、「何を守り、何を変えていくのか」を問い直すことが求められます。
 そのような中、第六次総合計画が掲げる「豊かな自然 つながり育み 夢かなう南箕輪村」の実現に向け、自然とともに、世代を超えて育む持続可能なむらづくりの実現を目指した予算編成を行いました。
令和8年度は、大芝の湯の大規模改修、南箕輪小学校南校舎の大規模改修、村民体育館卓球室への空調設備整備など、主要施設の整備を着実に進めてまいります。あわせて、森林・公園整備や公共施設の計画的改修など、安全・安心を支える基盤整備にも取り組みます。
物価高騰対策につきましては、配食サービスや保育園給食の提供価格を維持することにより負担が増加しないよう努めます。子育て支援では、国による小学生の給食費の抜本的負担軽減に加え、中学生への村独自の補助を拡充し、小学生、中学生ともに保護者負担を大きく軽減いたします。また、0歳児・1歳児を対象としたおむつ購入補助を4月から開始いたします。
大芝森林整備については、大芝高原森林づくり実施計画に基づき計画的に整備をすすめていきます。
普通建設事業としては、村内の道路の舗装修繕、水路改修等の維持修繕事業などの安心・安全に係る事業について進めていきます。
また、前年度繰越事業として、村民センター非常用発電機更新及び舞台照明設備LED化、村民体育館大規模改修工事、合葬式墓地工事、この他にも、地方創生臨時交付金などの国県補助を財源に、村民や事業者の生活を支援する再分配・給付事業を中心に実施します。
3か年実施計画の中で予定していました役場庁舎及び保健センターの長寿命化工事については、大規模な工事が令和8年度に集中することから、令和9年度に先送りすることとしました。
以上、歳出については、物価高騰による物件費やベースアップによる人件費などの経常経費の増、扶助費の増、一部行政組合への負担金の増などにより、予算案の総額は前年度は骨格予算ではありましたが10億6千万円増の90億3,000万円と5年連続で過去最大の予算規模となっています。
歳入について、村税は24億5千万余りと、前年度と同程度を見込んでいます。その他、地方交付税や給食費負担軽減等に係る国庫負担金の増、大芝の湯大規模改修等による村債の増を見込んでいます。
また、令和7年度の3月補正(12号補正)において、国補正予算による国庫補助の前倒し及び補正予算債を活用して、令和8年度に予定していた旧学校給食センター改修、南部小トイレ改修を計上しました。これら事業予算を計上してなお約3億5千万円の余剰が見込まれることから、うち2億5千万円を財政調整基金の繰入れと相殺し、残り1億円を学校施設等整備基金に積み増すこととしておりますので、よろしくお願いいたします。
ただし、例年行われている国庫補助の前倒しや補正予算債の活用については、通常であればこの時期には内示が来ておりますが、解散総選挙の影響で決定が遅れております。そのため現段階においては、見込みで計上せざる得なかったことご理解をいただければ幸いであります。
 本定例会に提出いたしました議案は、条例改正及び各会計の新年度の予算等20議案、報告2件であります。
いずれも原案どおりの決定をお願い申し上げまして、開会にあたりましての挨拶といたします。