南箕輪村の特別栽培米「風の村米だより」の栽培経過について

南箕輪村の特別栽培米「風の村米だより」は、平成27年からこの名称になり、生産も拡大し、今では村の学校給食だけでなく、都市部の学校給食や妊婦の皆様への寄贈品としても活用されています。

風の村米だよりの前身

風の村米だよりの前身となる特別栽培米の取組みは、平成16年に、村出身の元東京農業大学教授である農学博士の助言を受けて始まり、当初は有機質資材イセグリーンを使用するとともに、信州大学農学部でも試験的な栽培が行われたり、生産者による研修会が開催されたりしていました。

平成17年には、有機質資材の森の大地の使用が始まり、平成18年には水稲栽培試験結果検討会、平成19年には米作り研修会が信州大学農学部で開催され、まっくんファームでは特別栽培米専門部設立総会が行われました。

平成19年から「コシヒカリ森の大地」として販売が開始されました。

当初の目標は出荷予定数量は1,000俵でした。

風の村米だよりに名称変更

森の大地という名称が米のイメージに合わないという意見が出ていたことから、平成27年6月に生産者代表や上伊那農業高等学校の生徒、普及センターや役場、全農長野の職員や営農部が集まり名称を検討した結果、「風の村米だより」に名称変更が決まりました。

最終選考では、風吹く谷の米だより、まっくんからの米だより、を加えた3案で投票が行われ、総合的判断として、上伊那農業高等学校の岩崎班が命名した風の村米だよりに決定しました。

長野県原産地呼称制度認定

平成29年には長野県原産地呼称制度認定を受けました。令和7年にも認定を受けることに成功しています。

多方面への展開

令和元年からは、米の精を加えての栽培試験が始まり、令和2年には栽培基準に米の精が加えられました。

また、令和2年から、学校給食で風の村米だよりの使用が始まりました。

令和6年からは、マタニティお米プロジェクトとして、妊婦の方に毎月風の村米だよりを寄贈する事業を開始しました。

令和6年11月には、大阪府の泉大津市の学校給食へ、風の村米だよりの提供が始まりました。

作付面積の推移

南箕輪村の水稲作付面積約220haのうち、風の村米だより(旧:森の大地)の面積の推移は下記のとおりで、順調に増加しています。

H19H20H21H22H23H24H25H26H27H28
ha79.51112.912.213.917.219.617.9
H29H30R1R2R3R4R5R6R7R8
ha17.528.732.851.453.558.165.670.273.878.8

まっくんファーム

風の村米だよりを生産しているのは、農事組合法人まっくんファームの皆様であり、まっくんファームの維持、拡大に向けて、村としても2026年から2030年を集中対策期間と位置付けています。