南箕輪村にある横断歩道橋は、桜⾹丘横断歩道橋の 1 橋のみとなっています。
この歩道橋は、村道5号線に架かり、南箕輪小学校と南箕輪中学校や村民体育館を結んでいるため、特に子どもたちに利用されており、子どもの頃に渡った記憶のある方も多くいらっしゃると思います。
建設と名前の由来
銘板にあるとおり、桜⾹丘横断歩道橋は1982 年10月に建設されました。

桜香丘歩道橋の名称は、村民体育館周辺に北殿のエドヒガンザクラをはじめ桜の木が密集していることから、地名「桜香丘」にちなみ命名されたものと考えられます。
銘板にあるSS41とは、一般構造用圧延鋼のことで、建築や機械構造部品など様々な用途に広く使用される材料です。
桜の時期には
桜の時期には歩道橋の上から、咲き乱れる様子を見ることができます。

しかしながら近年は桜の木々が老木化してきており対策が必要となっていることも確かです。
予防保全型の維持管理と修繕履歴
この歩道橋については、損傷が深刻な状態に陥る前に修繕を実施する予防保全型の維持管理とすることで、予算の平準化と施設の⻑寿命化を⽬指しています。
平成 22 年(2010 年): 塗替え塗装⼯、歩道通路部カラー舗装⼯、裾隠し板設置⼯
平成 26 年(2014 年) :裾隠し板緊急修繕⼯、定期点検(1 巡⽬)
平成 27 年(2015 年) :階段部モルタル補強⼯、排⽔桝洗浄⼯
平成 29 年(2017 年) :橋⾯補修⼯、塗替え塗装⼯(⼀部)、デッキプレート・横桁補修⼯、⾼欄補修⼯(縦桟追加)、排⽔装置補修⼯(排⽔管取替)、階段接合部補修⼯、裾隠し板取替⼯、下部⼯補修⼯
平成 30 年(2018 年): 定期点検(2 巡⽬)
令和 5 年 (2023 年): 定期点検(3 巡⽬)
https://www.vill.minamiminowa.lg.jp/uploaded/attachment/16430.pdf
令和8年からは、タイル補修⼯、ひび割れ補修⼯、塗替え塗装⼯を予定しています。
なお、排水管はステンレスを採用しています。

