南箕輪村においては、第6波の後半で多くの陽性者が出ており、村民のみなさまに多くの不安を与えてしまったこと、大変申し訳ないと思っています。
また、世界情勢も不安定であり、暗いニュースが連日メディアを通して伝わってくることも悲しい事実であります。
村については、多くの陽性者が出てしまいましたが、どのような傾向であるかをお知らせしてまいります。
陽性者数の状況(2022年1月27日から4月16日)
10歳未満 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代以上 |
134人 | 48人 | 48人 | 87人 | 61人 | 22人 | 8人 | 8人 | 5人 |
2022年4月16日現在、長野県のWEBサイトの情報を結合し、南箕輪村の陽性者数をカウントすると、このような分布になります。
第6波において、村は保育園や学校を閉鎖しなくてはならない状況となりました。
陽性者が多いのは、関係する10代未満とその保護者である30代から40代であることが、分布で示されています。
50代以上の陽性者は10%未満であることから、陽性者が多く発生した原因は、集団感染と家庭内感染であることが分かります。
集団感染を完全に防ぐことにはつながりませんが、陽性者が出る前から登園自粛のお願いをしており、ご協力いただいているご家庭には改めて感謝申し上げます。
重症者数は
県のウェブサイトによれば3月16日20時現在、重症者用の病床は使用数は0となっています。
上伊那においても、3月上旬の状況では、入院患者は3人などの1桁代であることをお聞きしています。
陽性者の分布を再度みてみると、重症化しやすい熟年者の数が少ないため、重症者は少ない傾向にあることが分かります。
家庭内感染を防ぐには
家庭内感染を防ぐには、下記1から8が対策として挙げられます。
1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(厚生労働省)
2.感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする
3.できるだけ全員がマスクを使用する
4.小まめにうがい・手洗いをする
5.日中はできるだけ換気をする。
6.取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する
7.汚れたリネン、衣服を洗濯する
8.ゴミは密閉して捨てる
小さいお子さんでは実施が難しいケースもありますが、できるところからご協力をお願いいたします。
陽性者数の状況(2022年3月14日から4月2日)
3月13日以降のデータについても、まとめてみましたが、前回と大きく傾向に変化はありません。
10代未満 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 |
9人 | 13人 | 15人 | 10人 | 12人 | 3人 | 0人 | 3人 | 0人 |
陽性者の状況(2022年1月27日から4月2日)
第6波の通算は下記のとおり
60代以上は4%、50代をいれても10%以下となっています。
2022年3月17日 文責 藤城
2022年3月30日 追記 藤城
2022年4月6日 追記 藤城
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