2022年度の南箕輪村の当初予算の主だった内容を紹介していきます。
私が村長になり「色を出せた取り組み」と「これまでと継続した取り組み」に分けて紹介します。
これまでと継続した取り組み
まずは、これまでと継続した取り組みを紹介していきます。
学校給食センター本体建設工事
令和4年度予算:24,947,000円(総額:990,000,000円)
学校給食センターの本体建設工事が始まります。
南箕輪小学校と南箕輪中学校に1,500食分の給食を供給する拠点となります。
令和3年度から令和5年度まで3年間の継続事業となっています。
村では南部小学校以来の大型公共施設の建設事業となります。
南部小学校雨水排水対策
令和4年度予算:42,000,000円
2021年7月13日の集中豪雨で南部小学校が床上浸水の被害を受けたため、抜本的な対策が必要となっています。
そのため、2022年度早期に雨水排水対策を行う必要があります。
地区計画道路、水路改良事業
令和4年度予算:40,000,000円
地域の要望を反映し、地区の道路や水路など、様々な対応を実施します。
村道3008号線道路改良
令和4年度予算:30,000,000円
北原地区を南北に結ぶ村道を拡幅します。
村道10号舗装修繕
令和4年度予算:22,800,000円
複数年かけて、1級村道10号線の舗装修繕も進めていきます。
西部保育園改修
令和4年度予算:24,100,000円
園児数が増加傾向にある西部保育園の屋根、外壁の改修工事を行います。
南箕輪小学校南校舎2階トイレ改修
令和4年度予算:21,000,000円
老朽化している、南箕輪小学校の南校舎2階トイレの改修を行います。
防災行政無線移動系通信システム
令和4年度予算:12,000,000円
箕輪町の萱野高原にある移動系システムのアンテナが利用できなくなる関係で、新たに防災行政無線の移動系通信システムを構築します。
みんなの森遊歩道改修
令和4年度予算:5,000,000円
大芝高原のセラピーロードを改修します。
証明書自動交付機設置
令和4年度予算:4,000,000円
マイナンバーカード普及に伴い、証明書自動交付機を役場に設置します。
私の色を出せた取り組み
次に私の色を出すことができた取り組みを紹介します。
庁舎等照明設備LED化
令和4年度予算:91,483,000円
カーボンニュートラルに向けた事業として、まずは3年間かけて、電気代の節約を主目的に照明設備のLED化を進めます。
カーボンニュートラルに関しては、新築戸建率が高い自治体として、機密性、断熱性、太陽光等の制度設計を進めていきたいと考えています。
村道10号線交差点改良
令和4年度予算:25,500,000円
南部小学校が開校して以来、課題となっていた村道10号線の交差点改良を進めます。
通学路である村道のうち、最も危険であるとの判定も受けておりますので、地元の方と対話を重ねながら、優先して実施してまいります。
ICT活用支援
令和4年度予算:14,300,000円
小中学校でのICT活用支援について、支援員を増やして対応しています。
引き続いて、予算を確保し、力を入れて実施します。
高校生以下医療費無料化
令和4年度予算:10,000,000円
2022年8月より、病院窓口で支払っていた500円の負担金をゼロとします。
なお、8月から開始のため予算は2/3になっており、2023年度からは15,000,000円の予算が必要となります。
過去に行ったアンケート結果は下記に示すとおりです。
新型コロナウイルス感染症対策福祉給付金(追加分)
令和4年度予算:3,800,000円
家計急変世帯へ福祉給付金を追加給付していきます。
役場庁舎・村民センターWiFi設置
令和4年度予算:3,200,000円
タブレット端末の活用や窓口サービスの充実に向けて、村役場にWiFiを設置します。
区パンフレット作成
令和4年度予算:500,000円
各区のことをもっと転入者や居住者へ知っていただくため、村雇用の集落支援員を中心に、区パンフレットの作成を進めます。
区ごとのお祭りや独自の取り組みなどを、複数年かけて可視化していくことで、区や組への理解促進につながることを目的としています。
個別避難計画作成
令和4年度予算:370,000円
優先順位を設定して、個別避難計画の作成を始めます。
個別避難計画の対象となる方、ひとりひとり作成していきますので、永遠に引き続く事業になりますが、重要事項でありますので、年々予算規模を拡大しながら、取り組んでまいります。
社会福祉士と体育専科教員の積極採用&活用
総合的な相談体制の構築に向けて、保健師や社会福祉士を中心とした福祉の窓口一元化検討チームを発足し、令和6年度から実施を目標に取り組んでまりいます。
体育の専科教員については、運動の二極化が進む現代社会において、運動が苦手な児童へのアプローチも含めて、担任と二人体制で授業を進めることで、担任の体育授業の指導力アップにもつなげてまいります。
また、体育は結果がすぐ出るグループワークとしての活用も期待でき、伸び代がある教科です。
専科教員の採用は、これからの将来を少数精鋭で担っていかねばならない子どもたちの成長に大きく貢献できると確信しています。
人への投資に力を入れてまいります。
その他
その他、大芝高原に関する内容については、大芝高原将来ビジョンの策定後の6月議会での計上を予定しています。
【大芝高原将来ビジョン】
村民にとって大芝高原が将来どのような姿であって欲しいかを定めるものであり、コンセプトおよびゾーンごとの今後のあり方を示すもの
2022年3月29日 文責 藤城
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