南箕輪村に移住して困ったこととして、都市銀行の口座しかない場合に、預け入れも引き落としも、何かしらの負担なしに行うことができないことでした。
そのため、移住後には地元の金融機関の口座を開設することをお勧めします。
はじめに
長野県で企業の“メインバンク”として最も選ばれているのは八十二銀行です。
最新の帝国データバンク調査では、県内シェア53.47%にも達しています。2026年には長野銀行との合併で61.68%となる見込みです。
八十二銀行と長野銀行は2026年1月1日合併予定。新銀行名は「八十二長野銀行」です。日常のサービスは段階的に統合が進む見通しです。
村内で使いやすいであろう金融機関
八十二銀行
村内に南箕輪支店があり、窓口・ATMともに利用しやすい体制です。
無通帳口座〈e-リヴレ〉にすると、明細は最大24か月・当行ATM時間外手数料はいつでも無料になります。また、コンビニATM(セブン・ローソン銀行・イーネット)は月2回まで割引されます。
シェアが高い反面、ATMは並んでいるケースが比較的多いような感覚です。
ATMは南箕輪支店の他には、ニシザワショッパーズ信大前店、伊那中央病院にあります。
アルプス中央信用金庫
村には南箕輪支店と信大前支店の2店舗があります。
公式アプリで残高や明細の確認ができます。
さらに信用金庫横断の「しんきんATMゼロネット」では、平日8:45〜18:00の入出金と土曜9:00〜14:00の出金が、全国の信金ATMで無料です。
県内では八十二銀行との相互提携「ぐるっと信州ネット」もあり、日中帯の引出がしやすい構造になっています。
ATMは各支店の他には、伊那中央病院にあります。
JA上伊那(営農・暮らしの交点)
南箕輪支所があります。
JAバンクアプリはPayB/地方税統一QR(eL-QR)に対応し、公共料金や税の支払いをスマートフォンで完結できます。
コンビニATMとの提携も広い一方、全国共通の“無料時間帯”は2021年に廃止されており、実際の手数料はJAごとに異なる点にご留意ください。
ATMは南箕輪支所のほかは、あじーなや伊那中央病院にあります。
南信エリアのシェアは下図を参考にしてください。

