がん患者へのアピアランスケア助成事業について

がん治療によって髪の毛が抜けたり、手術によって身体の一部が変化したりすることがあります。

こうした外見の変化による心理的な負担を軽減し、患者さんが自分らしく生活できるよう支援する取り組みを「アピアランスケア」といいます。

アピアランス(Appearance)は英語で「外見」を意味しますが、アピアランスケアは単に見た目を整えることだけが目的ではありません。治療中であっても、仕事を続けたり、外出を楽しんだり、人と交流したりするなど、これまでの日常生活をできる限り維持するための支援です。

がん患者へのアピアランスケア助成事業

南箕輪村では、がん患者の皆さんの経済的負担を軽減し、社会参加や生活の質の向上につなげるため、「がん患者へのアピアランスケア助成事業」を実施しています。

助成の対象となるのは、がん治療に伴って購入する次のような補整具です。

① 頭髪補整具
医療用ウィッグ、装着用ネット、毛付き帽子など

② 乳房補整具
補整パッド、補整下着、専用入浴着、人工乳房など

③ その他の補整具
エピテーゼと呼ばれる、身体の欠損部分などを補う人工物

助成額と助成回数

助成額は、購入費用の2分の1で、上限は2万円です。1,000円未満の端数は切り捨てとなります。

例えば、医療用ウィッグを3万円で購入した場合は1万5,000円、5万円で購入した場合は上限の2万円が助成されます。

助成回数は、頭髪補整具とエピテーゼがそれぞれ1回、乳房補整具は左右それぞれ1回までとなっています。

対象者

対象となるのは、がん治療を受けた、または現在受けている方で、補整具の購入時と申請時に南箕輪村に住所があり、村税等の滞納がない方です。

申請期限は原則として購入年度の2月末までですが、3月に購入した場合は翌年度に申請できます。また、電子申請にも対応しています。

まとめ

治療を受けながらも、その人らしい生活を続けられること。

助成額としては決して大きな制度ではありませんが、こうした選択肢を支えることも、行政の大切な役割だと考えています。

制度の詳細や申請方法については、南箕輪村健康医療課までお問い合わせください。