長野県の畜産業は、担い手不足や飼料価格の高騰といった課題に加え、松本食肉施設の閉鎖という大きな転換点を迎えています。
こうした状況を受けて、県では畜産業の持続的な発展に向けた新たな支援策の検討を始めており、わかっている内容をお知らせします。
付加価値・生産性向上への支援が展開
支援については、
- 重点支援メニュー
- 経営継続支援メニュー
の2つにわけて、令和8年度事業として展開されます。
重点支援メニュー
重点支援メニューとしては、公共性の高い畜産環境対策(臭気、汚水)や飼養環境改善・エコフィールド利用拡大のための施設・設備の新設、改修、修繕に向けて支援が展開されます。
| 補助対象者 | 畜産経営体等 |
| 補助対象経費 | 畜産環境対策や飼養環境改善などの施設・設備の整備費用 |
| 補助率 | 事業費300万円以下 3/4以内 事業費300万円超 1/2以内(補助上限1,500万円) |
| 実施年数 | 5年(令和8年から12年度) |
南箕輪村でも活用いただけるよう、事業者に案内をしていきます。
経営継続支援メニュー
経営継続支援メニューとしては、様々なメニューが用意されています。
- 暑熱対策設備(細霧冷房や送風機等)の導入
- 省エネルギー対策設備(冷蔵・冷凍設備等)の導入
- 生産性向上に資する機械・設備等の導入
- 草地の改良、食害防止、放牧、国産飼料の利用拡大
- 高能力畜種の導入
- 畜産コンサルタントの導入
- 自らが生産した畜産物の販売促進に係る取組
- その他生産性の向上に資する取組
| 補助対象者 | 畜産経営体等 |
| 補助対象経費 | 上記リストのいずれか(複数可)の取組 |
| 補助率 | 事業費300万円以下 3/4以内 事業費300万円超 1/2以内(補助上限500万円) |
| 実施年数 | 5年(令和8年から12年度) |
こちらも南箕輪村の事業者が活用できるよう案内していきます。
効率的な出荷体制への支援
松本食肉施設の閉鎖に伴う影響を緩和するため、家畜を運搬するための大型車両の導入や、高温下での長距離輸送に対応する暑熱対策等を講じた車両の導入や改修への支援が行われます。
| 補助対象者 | 松本食肉施設の閉鎖により出荷先を変更した運搬車両所有経営体または運搬事業者 |
| 補助対象経費 | 大型車両、省エネ車両の導入による輸送環境の改善に係る経費 |
| 補助率 | 1/2以内(補助上限2,000万円) |
| 実施年数 | 5年(令和8年から12年度) |
激変緩和への対策
松本食肉施設の閉鎖により、他の施設を利用することになる生産者の掛かり増し経費に対し支援を行い、出荷経費等の負担の軽減があります。
| 補助対象者 | 松本食肉施設出荷者 |
| 補助対象経費 | 他の施設を利用する掛かり増し経費 |
| 補助率 | 1/2以内 |
| 実施年数 | 3年(令和10年から12年度) |
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