2024年12月議会定例会での出馬報告

12月議会定例会での出馬報告です。

出馬報告

最後に、私の次期への態度であります。

9月議会の一般質問の中では、12月議会で態度を明らかにする旨の答弁をさせていただきました。過去の村長のご様子をお調べしてみても、12月の議会で表明していることが多いようであります。皆様のご理解をお願いいたします。

この間、村政や私の4年間の公約等に基づく状況を踏まえ考えてまいりました。私は、職員や副村長等を未経験の中で、手探りでコロナ禍も含め4年間、不十分な面も多々ありましたが、村の課題対応や村民生活を守るために真面目に汗をかいてまいりました。

後援会の中でも、やり遂げたことに加えて、経験不足や不十分な面についても、正直に共有をさせていただき、様々なご意見を頂戴したところであります。

村の行政の業務というのは、もともと大変に幅が広いものであります。そこに多様化の進行とコロナ禍を経て、社会は現在進行形で変化を続けています。社会保障負担の増加により国民負担率も50%に近づき、経済的に厳しい家庭が増えております。熟年者のみの世帯、熟年者の一人暮らしも増加傾向です。自然災害も頻発化、激甚化しており、さらに本村においては人口が増加し、様々な背景をもった方々がいらっしゃいます。

それらのことから、求められる住民サービスは多様化、複雑化、深刻化しており、それに対応しなくてはならないため、行政の業務は増える一方であります。

そのような中ではありますが、関係者や村民の皆様からは、村行政の経験がない中で1期でできることは限られているため、2期目のさらなる発展を期待する声をいただいております。また、やりかけた仕事をきちんとやり遂げることが重要であるとの話をいただきました。

中長期的に大芝荘をどうするかという課題、大芝高原の森林づくりを計画どおりに進めること、また持続可能な自治会の検討も2年で全てが決着することは不可能で、引き続き動かしていく必要があります。やりかけた仕事をやり遂げなくてはなりません。

私の思いとしては、2期目に挑戦しないことは、1期目で学ばせていただいた、また得た様々な貴重な経験を活かすことができなくなり、大変無責任であると感じます。

村長就任時、0歳だった息子も4歳になりました。改めて一番苦労をかけている家族の了承も得ることができました。

それらのことから、もう1期出馬し、村民の皆さんの判断を仰ぐ決意をいたしました。

今ここで来期のことを詳しく申し上げませんが、社会の多様化に対する対応、人と人とのつながり、人と自然とのつながり、具体的の施策としては、熟年者や子育て世代、不登校の学生にとって、自宅以外の居場所づくりが、重要な視点となってくると思っています。

従来からの施策の柱である、子育て、教育の充実に加え、道の駅を中心とした防災拠点や防災拠点と連携した再生可能エネルギー施設の整備の推進、また農業、林業の活性化を図りながら、いつまでも幸せに暮らせる村を目指すべく、来年1月には、取り組む施策を明らかにさせていただきたいと思っております。御理解をお願いいたします。

まずは、今任期を真面目に汗をかいて頑張ってまいりますので、議員の皆様方のご協力をお願いいたします。