全国道の駅連絡会の3ステ応援などの取り組みについて

10月15日に中部ブロック道の駅連絡会の会長を2年間の任期を経て無事退任いたしました。

一方、全国道の駅連絡会の理事としての任期がまだあるため、3ステ応援など、連絡会の取り組みを紹介していきます。

道の駅とステージ

2025年10月現在、全国の道の駅の数は1,230を数えるまで増加しています。

同時に、第1ステージとして「通過する道路利用者のトイレなどのサービス提供」、第2ステージとして「道の駅自体が目的地化」というように、道の駅は発展してまいりました。

そして現在、第3ステージとして、「地域(地方創生・観光)の拠点」となることを指針としています。

第3ステージの課題

第1ステージ、第2ステージは大変分かりやすい指針であり、さらに道の駅のみで完結することができました。

一方、第3ステージからは対象範囲が地域全体へ広がり、採用するテーマも「地方創生」として一層複雑かつ多様になっています。

そのため、すべての道の駅で取り組みが順調に進んでいるとは言えません。

3ステ応援アドバイザリー制度

そのような中、全国道の駅連絡会では、3ステ応援アドバイザリー制度、通称3ステ応援を2025年からスタートしました。

この制度の目的は、第3ステージの実現に向けて、各種課題の解決を支援するとともに、道の駅間の横連携を支援することとなっています。

支援を求める道の駅からの要望により、全国道の駅連絡会が事前に登録されたアドバイザーをマッチングする仕組みとなっています。

アドバイザー

アドバイザーは駅長や駅長経験者、テーマ別専門家や大学教授などの有識者などの皆様が登録されています。

テーマ

アドバイザリーのテーマは、経営全般から地方創生、マーケティング、観光、防災、エネルギーなどが挙げられています。

担当テーマにおける案件の個別アドバイスをオンラインや訪問で実施したり、研修会等の講師を務めたりしてもらえます。

また、テーマ別で駅長チャットを運営したり、駅長サミットなどの全国イベントへの参加、情報共有、研修の共同実施なども視野に入っています。

費用と補助

1案件について、アドバイザリー報酬として5万円まで、道の駅連絡会で補助を行っています。

お問い合わせ・ご相談

道の駅関係者の方で、3ステ応援の件でお問い合わせやご相談については

☎︎ 03-5621-3188 全国道の駅連絡までお願いします。

なお、南箕輪村にある道の駅大芝高原では、防災の拠点またユニバーサルフィールド化をテーマに取り組みを進めています。