年度末の訓示(2025年度→2026年度)

南箕輪村役場では、3月31日の午後に年度末の式、そして4月1日の午前に年度始めの式を行っています。

それぞれ節目の式であり、内容も異なりますが、1日も経たないうちに2回続けて訓示を行うことになり、毎年どこか不思議な感覚を覚えます。

終わりと始まりが隣り合わせにある、この時期ならではの光景かもしれません。

年度末の訓示

本日をもちまして、令和7年度が終了いたします。


まずはこの一年、村政の推進にご尽力いただきました職員の皆様に、心より感謝申し上げます。本当にお疲れさまでした。

毎年申し上げておりますが、皆さんにとって本年度はどのような一年であったでしょうか。やり遂げたこと、思い残したこと、それぞれにあるかと思いますが、日々の業務に真摯に向き合い、村のために尽くしていただいたことに、改めて敬意を表します。

今年度を振り返ってみると、一層、先の見通せない変化の激しい一年となりました。

昨日、この場では、私はトランプ大統領就任で、見通しの予想できない世界になったこと、そして裏金問題を起因として、衆院選で与党過半数割れが生じたことをお話しいたしました。

あれから1年が経ち、イランとアメリカ合衆国との戦争が始まり、衆院選では与党圧倒的多数となりました。1年間での変化が凄まじいと感じます。

こうした中にあっても、本村の事務事業は、皆様のご努力により概ね計画どおりに進めることができました。日々の積み重ねがあってこその成果であり、重ねて御礼申し上げます。

さて、これまで何度が機会があるごとに申し上げておりますが、南箕輪村は人口動態ではマイノリティ、少数派として動いてまいりました。現状は人口が増えているだとか、若い村だとか、いい面で少数派でありますが今後は違います。

2025年と2045年を比較した場合の75歳以上の熟年者の数は2200人から2800人へと600人増加し、これは周辺の人口が多い伊那市や箕輪町と比較して2倍から6倍増えることになります。

2045年にそのような動向となる自治体は少なく、そこでもまたマイノリティ、少数派となります。

少数派に対しては国、政府からの支援が手厚くないのは現状をみてわかるとおりであり、大変な危機感を抱いております。現在からどのような対策を積み重ねていけばいいか、みなさんと一緒に考えてまいりたいと願っています。

(退職者それぞれへの言葉をはさんで・・・)

皆様のこれまでのご労苦に、心から敬意と感謝を申し上げます。


また、理事者として、十分な環境を整えきれなかった点については、重く受け止めております。

結びに、改めて職員の皆様の一年間のご努力に感謝申し上げるとともに、新年度に向けて、変化の時代に的確に対応できる組織として、引き続き力を尽くしてまいりましょう。

以上をもちまして、訓示並びに送別の言葉といたします。