長野県で、大変気になるニュースが発表されました。
2026年8月13日、長野県は、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が県内東信の農地で初めて確認されたと発表しました。
これまで長野県では農地での発生が確認されていませんでしたが、いよいよ県内でも警戒が必要になってきました。 (長野県公式サイト)
東信地域で生きた成虫を確認
最初に見つかったのは7月23日でした。
東信地域でクビアカツヤカミキリの成虫の死骸が発見されました。
その後の調査で、同じ地域にある民家のウメとプルーンの樹園地から生きた成虫が確認され、さらに木の根元では、この虫によるものとみられる「フラス」も見つかりました。 (長野県公式サイト)
クビアカツヤカミキリは、その名のとおり、
「首が赤く、体が黒くてツヤツヤしている」
のが大きな特徴です。
成虫の体長は25~40mmほど。長い触角を持っていますので、比較的見分けやすいカミキリムシです。 (長野県公式サイト)
何がそんなに怖いのか
問題は、幼虫が木の中に入り込むことです。
幼虫は樹木の内部を食べながら、なんと2~3年かけて成長します。
特に被害を受けるのが、モモ、ウメ、プルーン、サクラなどのバラ科の樹木です。
食害が進むと木が弱り、最悪の場合は枯れてしまいます。しかも産卵数が多く、繁殖力が強い害虫です。 (長野県公式サイト)
環境省によると、日本では2012年に愛知県のサクラで初めて発見され、その後、生息地域を拡大。2026年7月時点ですでに20都府県で発生が確認されています。
2018年には「特定外来生物」に指定されました。 (環境省)
今回の長野県での確認は、そうした分布拡大がついに長野県まで来たことを意味します。
木の根元の「フラス」を探してください
早期発見で重要なのは、虫そのものだけではありません。ぜひ見ていただきたいのが、木の根元です。
幼虫が木の中を食べると、木くずとフンが混ざった「フラス」と呼ばれるものが外に排出されます。
クビアカツヤカミキリの場合、明るい色で、「かりんとう」のような細長いフラスが大量に出ることが特徴です。 (長野県公式サイト)
モモやウメ、プルーン、サクラなどの根元に、「こんな木くず、前からあったかな?」というものを見つけたら、少し注意して見てください。
見つけたら「生きたまま運ばない」
成虫を発見した場合、県は見つけ次第捕殺することを呼びかけています。
また、特定外来生物ですので、生きた個体を捕まえて別の場所へ運ぶことは禁止されています。
クビアカツヤカミキリと思われる虫やフラスを見つけた場合は、県地域振興局または発見した市町村の外来生物担当課へ情報提供をお願いします。 (長野県公式サイト)
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