コロナにより、外に出る機会が減ってしまっています。
家に篭っているより、外に出たり、人と会話したりするほうが、健康につながるという話もあります。
そのような背景も踏まえ、今後は、新しい健康づくり事業、特に負荷の軽い事業を企画し、実行していく必要があると判断しています。
南箕輪村が実施している健康づくり事業
現在、村が実施している健康づくり事業はどのようなものがあるのでしょうか。

負荷が軽いもの
介護支援係が中心となって実施しているものに、げんきあっぷクラブ事業があります。
げんきあっぷクラブ(レクリエーション、脳トレ、講和)
各地区公民館で一般の高齢者を対象に、レクリエーション、脳トレ等の活動を行ったり、介護予防についての講話を行ったりしています。
地区公民館で行われるため、自宅の近くで気軽に受けることができます。
なお、対象は熟年者(高齢者)となっていますのでご注意ください。
負荷が少しあるもの
負荷が中程度のものは、ウォーキングを中心として、いくつかのメニューがあります。
げんきあっぷクラブ(筋トレ)
各地区公民館で一般の高齢者を対象に、筋トレの活動を行っています。

げんきあっぷクラブ通信講座
2021年から、トレーニングの個別指導を郵送でやりとりする事業を開始しました。
1か月間の取組結果を提出するとインストラクターからのアドバイスと応援メッセージが届きますので、やる気が出るのではないでしょうか。
多くのみなさんが利用していますので、ぜひご活用ください。
冬の教室
特定健診の結果を受けて、村からお声がけをして行っている健康づくり事業です。
ピンキラ歩こう会
ピンキラ歩こう会が一年を通じて独自に実施している事業です。
ウォーキング教室
大芝高原のウォーキングを中心とした講座です。2022年度からは新しくなった防災研修センターを活用して、行う予定です。

てくてく教室
5月から11月の暖かい期間に行う事業で、全10回程度の本格的な教室になります。
開講式から始まり、体力測定、運動実践、栄養講座、セラピーロードウォーキング、ミニ健康講座などを、大学教授を講師に迎えて行うものです。
個人的には一番おすすめです。

活動量計は、1日8,000歩以上歩くと、1ポイントが付与され、100ポイント貯めるごとに1,000円分の商品券をもらうことができる、まっくん健康ポイント事業にも活用できます。

負荷があるもの
森の交流施設運動講座
森の交流施設運動講座には、筋力トレーニングや体操など、それなりの負荷のあるものがあります。

ゆったり水中教室
水中教室は、膝の痛みの改善や体脂肪の減少に効果が高いと言われ、なんと南箕輪村には専用の施設が大芝の湯の中にあります。
ふれあいプラザと言いますが、知らない方も多いのではないでしょうか。
水中教室では、水中運動の指導、ウォーキングやストレッチの指導を受けることができます。
運動自体の負荷は軽いですが、水着に着替えるなど準備の負荷は結構あります。
ほかほかセミナー
地域総合型スポーツクラブの南箕輪わくわくクラブが実施している、ふれあいプラザを活用して行われている、健康づくり事業です。

南箕輪村の大芝高原には、セラピーロードという資源があるので、ウォーキングが中心となった健康づくり事業が多いです。
ウォーキングはとてもいい運動です。ただ、歩きすぎると膝を痛める恐れもあります。
セラピーロードはウッドチップが敷き詰めてあるため、弾力性があるウォーキングロードになっています。
また、今後は、筋肉をしっかりつける事業を組み合わせてはどうかなと考えています。
負荷の軽い事業の検討も進めています。ここは、村には健康運動指導士の資格をもった職員や保健師の力を借りて実現してまいりたいと思います。
2022年3月15日 藤城 栄文
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