大芝高原にある村民プールが2020年度に廃止することが決定しました。
廃止理由
1975年にオープンした村民プールは、設置から45年が経っており、それゆえ老朽化が進み、営業を継続するにはハード面の設備投資が必要な状況になっていました。
また、近年は利用者が減り、毎年赤字を計上していました。
以上の理由から、大芝高原村民プールは2020年度をもって廃止することが決定しました。

過去には50mプールが廃止
大芝高原村民プールは、昔はもっと大きな50mプールもありました。
こちらは浄化槽の更新に多額の費用が掛かるということで、2013年に廃止され、跡地は駐車場になった経緯があります。
跡地はどうなるのか
大芝高原村民プールは非常に良い位置にありますので、今後の跡地利用について、私はかなり注目しており、具体的な提言も行っていきたいと考えています。
現在のステータス
さて、まずは現在のステータスを確認するところから始めていきます。
大芝高原村民プールには、25mプール、幼児用プール、更衣室、トイレ、東屋2棟、小さな芝生広場があります。なお、プールの水のろ過装置は利用できません。更衣室は改修したばかりです。
それらを踏まえたうえで、村民の利する施設になることを目的として、大芝高原村民プールの跡地利用について、具体的に考えていきたいと思います。
跡地利用案その1<水遊び場を中心とした交流の場>
跡地利用案その1は水遊び場を中心とした交流の場としての利用です。
大芝高原には水遊び場できそうな場所が、実はけっこうあります。
ただ、実際にはどれも、子どもたちが水遊び場として利用できる環境ではありません。
例えば、水の広場にある小さな池は泥で腐敗しているし、大泉川沿いの水遊びエリアも過去整備されていた名残はありますが、利用できる状況ではありません。大芝湖も亀や鳥、魚が大量に生息しています。
そこで、現在の幼児用プールを掛け流しの水にして、さらに子どもが喜ぶ噴水などを整備して、水遊びばを造ってみてはどうでしょうか。
駐車場も近いですし、改修したばかりの更衣室があるので、着替えやシャワーなども利用できます。
東屋や芝生広場もあるので、大人の待機スペースも確保できます。
さらに、最近は自宅でテントや大きめのプールを持っている人が増えてきていますので、週末はみんなでテントやプールを持ち込めば、楽しみや交流の幅も広がっていくかなと感じます。

現在、大芝高原で絶賛開催している火曜の朝一やフードトラックなど、定期的な販売活動ともコラボできるのではないでしょうか。
さらにルールを決めて、バーベキューが出来る場所をつくっても、交流の場としていいですよね。
跡地利用案その2<駐車場>
跡地利用案その2は駐車場としての利用です。
夏場の土日は既存の駐車場が満杯となるケースも少なくなく、駐車場とする案も一つの利用案です。
現在も十分広い駐車場が南東方向に広がっていますが、より広大なスペースを確保することができます。
大芝高原が長野県の広域防災拠点【救助活動拠点】に指定されていることも理由です。
跡地利用案その3<ミニスケート場>
跡地利用案その3はミニスケート場としての利用です。
これはその1の水遊び場とも共存できるアイディアかなと思います。
みなさんも何かアイディアがあれば教えてください!
2021年1月13日 文責 藤城
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