<通常通行可能に!迂回も解除>大打撃!権兵衛トンネルが全面通行止!!橋も崩落してしまい、復旧見込みも分からず長期化の恐れが高くなりました。

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こんにちは。ふじしろえいぶみ(Twitter&Facebook)です。

権兵衛トンネルが、2019年10月の台風19号の影響で、入口の橋の土台部分が崩落し、12月まで全面通行止となっていました。

現在、権兵衛トンネルを含め、片側通行箇所はありますが、全て通常どおり通行できるようになりました。

国道に片側通行の仮設道路が完成(2020年11月30日から)

国道に片側通行の仮設道路が完成したため、北側に迂回する必要がなくなり、国道をそのまま通れるようになりました。これで、昔のとおりに経路的には通れるようになったと言えます。

木曽の国道361号、仮設道路が完成 通行再開:中日新聞Web
七月豪雨による土砂崩れで通行止めとなっていた木曽町の国道361号神谷入口交差点から姥神トンネルまでの約四・九キロ区間は、仮設道路が完成...

2車線の対面通行に改善されます。(2020年10月8日から)

2020年10月8日(木)15時から、2車線の対面通行ができるようになります。

国道の土砂崩れが予想以上

夜間全面通行止(2020年8月29日)

通行止め解除に(2020年7月28日追記)

国道361号権兵衛峠道路の迂回路である県道姥神奈良井線の通行止は解除され、片側交互通行となりましたのでお知らせします。ご協力ありがとうございました。

お問い合わせ先:松本建設事務所(0263-40-1963)

発信:建設水道課建設管理係(0265-72-2325)

みなみみのわメールメッセンジャーより

2020年7月28日2時ごろより、国道361号線に加え県道も土砂流出等により通行止めになっていましたが、同日17時30分ごろ解除されました。

県道姥神奈良井線が復旧となりましたので、北側への迂回する必要があります。(2020年11月30日に解除されました。)

道路映像

ライブカメラで土砂流入が見受けられるうちは、通行止めが継続しているとリアルタイムで判断できます。

7月15日(水曜日)21時から通行止め

http://www.tokusya.ktr.mlit.go.jp/kisei/pdf/7109.pdf

7月9日(木曜日)17時に通行止めが解除

7月8日(水曜日)午前8時30分から通行止めになっています。<追記:2020年7月8日>

7月8日(水曜日 )午前8時30分から通行止めとなっており、解除見込みは未定となっています。原因は数カ所で起きている土砂崩落です。

例えば、権兵衛トンネルの伊那側から抜けた先の神谷ランプ=ループ橋みたいなところがありますが、そこで土砂崩れが起きており、現在の様子がライブカメラで確認できます。

雨量60mmに達すると全面通行止 <追記:2020年7月>

現在、雨量が60mmに達すると、全面通行止になりますのでご注意ください。

6月30日と7月1日の夜間は通行止めになります。<追記:2020年6月24日>

6月30日(火曜日)と7月1日(水曜日)は、21時から翌日の朝5時まで、それぞれ通行止めになります。

5月28日と29日の夜間は通行止めになります。<追記:2020年5月17日>

5月28日(木)21時から翌日の朝5時まで

5月29日(金)21時から翌日の朝5時まで、それぞれ通行止めになります。

2020年12月に本復旧の可能性も<追記:2020年3月24日>

地元衆議院議員の宮下代議士の談話および報道からも、本復旧について2020年12月の可能性があります。

ページが見つかりません|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

通行止を再実施 <追記:2020年3月6日>

終了しました。

本復旧にむけたクレーン組み立てのため、通行止が再実施されます。

期間は、令和2年3月23日(月)21時~3月24日(火)5時の9時間程度と非常に短時間になっていますが、通行予定に組み込まないようにご注意ください。

<追記:2020年2月10日>

地元衆議院議員の宮下代議士の談話によれば、2020年内の本復旧を目指して、工事が進められるとのこと。なお。可能なかぎり片側通行ができる状態を保ったうえで、行われるとのことです。

<追記:12月16日>

12月19日(木曜日)の17時から片側交互通行が可能になっています。

<追記:11月22日>

年内を目処に仮橋が設置され、大型車両も含めて通行が可能になる見込みとなりました。

上伊那だけでなく、木曽に暮らす人々にとって大打撃となっています。

実際に現場をみてきました。

権兵衛トンネル

権兵衛トンネル(ごんべえトンネル)は、国道361号にある長野県塩尻市と上伊那郡南箕輪村(飛地)を木曽山脈を貫いて結ぶ、全長4,467mのトンネルである。wikipediaより引用(2019年10月23日)

権兵衛トンネルは2006年(平成18年)に開通しました。

土砂崩落は南箕輪地籍

土砂が崩落した箇所はトンネル内ではなく、トンネルの入り口部分にある小沢川の上に掛かっている巨大な橋(権兵衛2号橋)の下部分となっています。

権兵衛トンネル内に被害が出ている訳ではありません。

地図で分かりませんが、橋から川までは数十メートルある高くて巨大な橋となっています。

なお、南箕輪村地籍ですが、人が暮らしていない飛び地が現場となっています。

崩落前と崩落後

写真は上が崩落前、下が崩落後となっています。(ライブカメラより引用)

こちらから見て、トンネル左側の建物の前が崩落しているのがよくわかります。

無事だった時の様子をストリートビューで見てみるとこんな感じになっており、現在はこの建物も崩落の危険性があると言われています。

残念ながら橋も崩落

橋も崩落してしまいました。

<追記(11月1日)>

権兵衛トンネルの視察に行きましたので、現在の様子を画像でお知らせします。

国道361号改修促進期成同盟会資料より引用

復旧の目処は?

現状、まだ調査の段階であり、復旧の目処は立っていません。

南箕輪村長の話では、仮橋(仮設の橋)の検討もされているようですが、数ヶ月単位で考えた方が懸命なようです。(→年内を目処に仮橋設置が決定しました。

<追記:11月1日>

大規模災害復興法が適用されることになり、道路復旧を国が代行することになりました。現場の担当者からは

「高い技術力、リソースを投下できる可能性が高くなるため、権兵衛トンネルの復旧に向けてはとてもポジティブ」

といった所見を伺いました。

国道 361 号権兵衛峠道路災害復旧技術検討委員会>

http://www.cbr.mlit.go.jp/kisya/2019/10/1058.pdf

ただ、国が代行するため、地元企業への発注減などが懸念されるところです。

仮橋

仮橋の案が当初から出されていましたが、現状では、専門家から安全性が確保できないとしてペンディングとなっています。トンネル側の地盤調査(ボーリング)が現状進められていますので、その結果によっては可能性があるやもしれません。

年内に仮橋が掛かることになりました。

たが、約20m埋まっていた橋の支えが、土砂崩れで10mほど表に出てきてしまっており、仮橋はかなり難しい印象を受けました。

伊那建設事務所資料より引用

調査の結果、この橋の支えがこのままでは常用できないと判断されれば、代替の支え設置のために、橋の下側(小沢から)に搬入路を新たに設置して工事を行うという超大規模工事になってしまい、復旧までの時間も長くなってしまう恐れがあります。

<追記:11月20日>

通行止めから1ヶ月が経過した中で、仮橋について検討がなされている、と各社が報道しています。可能性が全くない状況ではなさそうです。

迂回路は?

木曽に出て北に行く予定なら塩尻方面から、南に行く予定なら飯田方面から迂回となりますが、かなり遠回りとなります。

迂回路を比較すると、塩尻方面からの方が近いようです。

距離的に最短な迂回路は、辰野町にある牛首峠を通過するルートですが、細い上に落石の危険も高く、避けた方が無難です。

お店は営業中

通行止めになっていますが、伊那側からであれば、「古町あかはね」さんや「そば処 こやぶ竹聲庵」さんは営業しており、車まで問題なく行けます。

シュークリームは190円

最新情報は?

このブログでも追記していきますが、下記よりお願いします。

飯田国道事務所

飯田国道事務所に最新の復旧情報が集約されています。

11月18日現在の復旧状況(PDFリンク)

11月14日現在の復旧状況(PDFリンク)

11月20日現在の復旧状況(PDFリンク)

11月21日資料権兵衛峠道路災害復旧技術検討委員会(PDFリンク)

11月28日現在の復旧状況(PDFリンク)

  • 2019年10月23日 文責 藤城
  • 2019年11月1日 追記 藤城
  • 2019年11月20日 追記 藤城
  • 2019年11月22日 追記 藤城
  • 2019年11月30日 追記 藤城
  • 2019年12月16日 追記 藤城
  • 2020年2月10日 追記 藤城
  • 2020年3月24日 追記 藤城
  • 2020年12月1日 追記 藤城

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