南箕輪村の人口増についての考察24「ずば抜けて高い新築戸建て率」

人口増(村の紹介)
我が家でくつろぐ息子

人口増についての考察24は、ずば抜けて高い新築戸建て率です。

南箕輪村に移住して来る若い世代は、村に家を建てて引っ越して来るケースがかなり多いです。

それは人口増に直結する要因となるのは当たり前なんですが、別の側面では、よっぽどのことがない限り、村から出ていくことが出来ないとも考えられ、定住率の高まりにも繋がると予想出来ます。

なので、新築戸建て率が本当に高いのか調べてみましたよ。

我が家でくつろぐ息子

データ

新築戸建てのデータは、政府統計の住宅・土地統計調査 / 住宅及び世帯に関する基本集計を元に算出しています。

また、人口及び世帯数データについては、長野県が発表した令和2年1月現在のものを利用しています。

なお、ここでの新築戸建ての定義ですが、建売りの購入や建て替えは含んでいません。自分で住宅を新たに建てる方のみとなっています。

最新のデータより 2016年~2018年9月

まずは2016年から2018年9月までの、データが整っている最新の2年半分から、調査してみました。

新築戸建て数を人口と世帯数で割ってみた形の調査結果は下記のとおりとなりました。

市町村 新築戸建数 人口 新築率(人口) 世帯数 新築率(世帯数)
1 南箕輪村 210 15609 1.35% 6563 3.20%
2 佐久市 860 98601 0.87% 40135 2.14%
3 安曇野市 750 94372 0.79% 36263 2.07%
4 軽井沢町 150 19189 0.78% 8761 1.71%
5 伊那市 510 66477 0.77% 27505 1.85%
6 松本市 1830 240178 0.76% 103062 1.78%
7 千曲市 400 59100 0.68% 22139 1.81%
8 駒ヶ根市 210 32145 0.65% 13186 1.59%
9 長野市 2350 369764 0.64% 153521 1.53%
10 茅野市 340 55423 0.61% 23374 1.45%
11 小諸市 250 41381 0.60% 17039 1.47%
12 辰野町 110 18821 0.58% 7616 1.44%
13 中野市 230 42425 0.54% 15828 1.45%
14 塩尻市 360 66545 0.54% 27630 1.30%
15 諏訪市 260 48661 0.53% 20789 1.25%
16 上田市 820 153868 0.53% 64405 1.27%
17 東御市 130 29382 0.44% 11350 1.15%
18 箕輪町 110 25113 0.44% 10013 1.10%
19 飯田市 420 98014 0.43% 38180 1.10%
20 飯山市 80 19763 0.40% 7375 1.08%
21 須坂市 200 49616 0.40% 18992 1.05%
22 御代田町 60 15409 0.39% 6499 0.92%
23 下諏訪町 70 19151 0.37% 7820 0.90%
24 岡谷市 160 48210 0.33% 19379 0.83%
25 大町市 60 26320 0.23% 10884 0.55%

新築戸建て数を人口で割ってみた結果、1%を越えているのは、南箕輪村のみとなりました。

また、新築戸建て数を世帯数で割ってみた結果、3%を越えたのも南箕輪村のみとなり、どちらも、他自治体と比較して、ずば抜けて高い新築率となっています。

なお、長野は77市町村ありますが、政府統計では数が少ないとデータに出てきませんので、25市町村となっています。

出てきた疑問

南箕輪村が新築率が高いのは分かりましたが、疑問も出てきました。

それは、2019年に、最も人口増加率と人口増加数が高かった、御代田町が22位になっていることです。これではいけませんね。

やはり、もっと過去のデータを元にもう1回計算してみなければいけません。

ただ、最近の新築戸建て率が高いと言うことは、南箕輪村や佐久市、安曇野市らは、将来にむけて比較的明るい材料が揃っていると、ここでは言えるかと思います。

過去からのデータより 1971年〜2018年9月

次はグーっと遡って、1971年から2018年9月までの、47年半分から、調査してみました。

市町村 新築戸建数 人口 新築率(人口) 世帯数 新築率(世帯数)
1 御代田町 2670 15409 17.3% 6499 41.1%
2 南箕輪村 2150 15609 13.8% 6563 32.8%
3 小諸市 5250 41381 12.7% 17039 30.8%
4 安曇野市 11680 94372 12.4% 36263 32.2%
5 茅野市 6850 55423 12.4% 23374 29.3%
6 佐久市 11770 98601 11.9% 40135 29.3%
7 東御市 3460 29382 11.8% 11350 30.5%
8 伊那市 7710 66477 11.6% 27505 28.0%
9 軽井沢町 2150 19189 11.2% 8761 24.5%
10 岡谷市 5380 48210 11.2% 19379 27.8%
11 上田市 16540 153868 10.7% 64405 25.7%
12 大町市 2770 26320 10.5% 10884 25.5%
13 千曲市 6170 59100 10.4% 22139 27.9%
14 下諏訪町 1990 19151 10.4% 7820 25.4%
15 駒ヶ根市 3310 32145 10.3% 13186 25.1%
16 須坂市 5070 49616 10.2% 18992 26.7%
17 辰野町 1880 18821 10.0% 7616 24.7%
18 飯田市 9510 98014 9.7% 38180 24.9%
19 塩尻市 6330 66545 9.5% 27630 22.9%
20 長野市 35140 369764 9.5% 153521 22.9%
21 諏訪市 4530 48661 9.3% 20789 21.8%
22 中野市 3780 42425 8.9% 15828 23.9%
23 箕輪町 2230 25113 8.9% 10013 22.3%
24 松本市 20260 240178 8.4% 103062 19.7%
25 飯山市 1660 19763 8.4% 7375 22.5%

長期的なデータでみてみると、予想どおり御代田町が1位となりました。

世帯数で計算してみると、ウヘェ・・・御代田町は4割以上が新築戸建てなんですね。まぁ47年のデータなんで、最初の新築戸建ては築47年にはなっていますが・・・。

南箕輪村は3軒に1軒が新築戸建てで、2位と言う結果となりましたよ。

人口増とは別の観点ですが、空き家発生率なんかは、このデータとかなりの相関性がありそうですね。

直近の人口増減数と比較

最後に2019年の人口増減数(社会増減)と比較してみてみようと思います。

新築戸建数 人口 新築率 社会増減 増減割合
御代田町 2670 15409 17.3% 259 1.68%
南箕輪村 2150 15609 13.8% 140 0.90%
小諸市 5250 41381 12.7% 0 0.00%
安曇野市 11680 94372 12.4% 171 0.18%
茅野市 6850 55423 12.4% -143 -0.26%
佐久市 11770 98601 11.9% 168 0.17%
東御市 3460 29382 11.8% -17 -0.06%
伊那市 7710 66477 11.6% -225 -0.34%
軽井沢町 2150 19189 11.2% 133 0.69%
岡谷市 5380 48210 11.2% -102 -0.21%
上田市 16540 153868 10.7% -364 -0.24%
大町市 2770 26320 10.5% -176 -0.67%
千曲市 6170 59100 10.4% 126 0.21%
下諏訪町 1990 19151 10.4% -123 -0.64%
駒ヶ根市 3310 32145 10.3% 79 0.25%
須坂市 5070 49616 10.2% -61 -0.12%
辰野町 1880 18821 10.0% -121 -0.64%
飯田市 9510 98014 9.7% -515 -0.53%
塩尻市 6330 66545 9.5% -46 -0.07%
長野市 35140 369764 9.5% -456 -0.12%
諏訪市 4530 48661 9.3% -154 -0.32%
中野市 3780 42425 8.9% -51 -0.12%
箕輪町 2230 25113 8.9% 37 0.15%
松本市 20260 240178 8.4% -44 -0.02%
飯山市 1660 19763 8.4% -158 -0.80%

新築戸建ては若い世代が暮らすことが多いので、その割合が高いと人口増減にポジティブに働くことが、データでもそれなりに示されました。

ただ、ランキングが下の方に目をむけてみると、新築戸建て割合が少ないのに、増減割合の結果がいい、箕輪町は移住政策が進んでいると考えることも出来ますね。

松本市は、最近の戸建割合が6位と上がってきているので、その恩恵でしょうか。

なお、本当は1971年から今までの人口増減数と比較したかったのですが、平成の大合併があり、データを整えるのがしんどかったので、それはまた次の機会に・・・。

2020年2月7日 文責 藤城

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