オメデタ!南箕輪村で子どもを産むには?どんな産婦人科(病院)や助産院があるのでしょうか。

子育て

皆さん!子どもができました。本当におめでとう!!そしてありがとうございます。

さて、そんな時の話。南箕輪村でお世話になる、分娩が出来る産婦人科や助産院はどこに&どれだけあるでしょうか。

南箕輪村で産む(奥さんに産んでもらう)

南箕輪村の中には、子どもを産むことができる産婦人科や助産院は、残念ながらありません。

ただ一つ、可能性として残るのは助産院で実施している自宅出産です。

自宅出産であれば南箕輪村で産むことが出来ます。

我が家の4人目はこの選択肢も視野に入れています。

伊那の移住情報を発信されている方に実体験がありましたので、リンクを貼っておきます。

野ノ花助産院|長野県駒ヶ根市|自宅出産してみました | やまこ母の長野移住ライフ
移住先の長野県上伊那は、病院、マタニティホスピタル、助産院が多く、子どもを産める環境を選べる場所です。筆者は駒ヶ根市の野ノ花助産院さんにサポートしてもらい、自宅出産を行いました。実体験をお伝えします!

上伊那で産む(奥さんに産んでいただく)

南箕輪村の中にはありませんが、上伊那まで目線を広げると、いくつかの病院や助産院があります。

伊那中央病院

伊那中央病院は、南箕輪村の隣の伊那市にある総合病院ですが、南箕輪村と伊那市の境にありますので、南箕輪村民にとって非常に便利なロケーションにあります。

なので、ほぼ南箕輪村で産むと言っても過言ではありません。

さらに、伊那中央病院では、平成30年から院内助産も始まり、里帰り出産もできるようになりました。

ただ、院内助産は経産婦(けいさんぷと読みます:2人目以降の出産)のみとなっています。

院内助産とは

院内助産とは、分娩を目的に入院する妊婦さんや産後の母子に対して、助産師が中心となり分娩介助やケアをするシステムです。院内助産の対象になると、個室に入院いただき、担当助産師が妊婦さん一人ひとりに寄り添います。分娩の際、医師は立ち会いませんが、緊急時には速やかに産婦人科医師・小児科医師と連携し、安全に分娩ができるよう体制が整っています。

伊那中央病院ホームページより

なお、地域周産期母子医療センターに指定されています。

母体や子どもの健康状態で、伊那中央病院で産めない場合は、安曇野市にある県立子ども病院が最後の砦となります。

実体験から

自分の子どものうち1人は伊那中央病院で産まれました。

総合病院であるため仕方がないですが、助産師の方は勤務のローテーションでどんどん変わっていきますので、なんとなくフワフワします(旦那目線)。

そして、お医者さんが出てくるのは最後の最後の最後。

でも、何かあった時にはすぐに医療機器の整った病院で対応できますのでそこは大きな強みかと思います。

また、小児科が併設されているので、赤ちゃんに黄疸が出た時など、子どもへの治療も同時にできるのは大きなメリットでしょう。うちも黄疸が出たため、同じ病院内で治療いただけました。

菜の花マタニティクリニック

伊那市のベルシャインの近くに新しくできたクリニックです。

とても人気があるようで、知り合いはここで出産しているケースが多いです。

菜の花マタニティクリニック
長野県伊那市に2015年7月27日開院の菜の花マタニティクリニック。妊婦さんとあかちゃんにやさしい環境の中、心に残る「よいお産」ができるよう、全力でサポートします。里帰り分娩も受け入れ可能です。

駒ヶ根レディスクリニック

南箕輪村から30分から40分と少し距離がありますが、駒ヶ根にもクリニックがあります。

ここで産んだ人によく聞くのがお祝い御前のお話。なんとフランス料理が出てくるそうです。本題とは関係ありませんが。

駒ヶ根高原レディスクリニック | 上伊那・駒ヶ根の産婦人科
長野県の上伊那エリア・駒ヶ根市の産婦人科クリニック「駒ヶ根高原レディスクリニック」のホームページです。産科では妊娠初期からの健診、入院、出産、産後のケアをしています。婦人科では避妊や不妊治療、生理痛の改善をしています。女性内科では更年期、冷え性、尿もれ、骨粗鬆症など女性の疾患の改善と生涯の健康増進を目指しています。

助産所ドゥーラえむあい

ここからは病院ではなく、助産院の紹介となります。

最初は伊那市にある助産所ドゥーラえむあいです。

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同じ助産師の方が、検診から出産まで全て担当してくれます。(助産師さん本人はかなりの重労働、出産時は援軍の助産師が来る)

ただ、病院と違って緊急時の対応が難しいため、何かあった際には救急車で伊那中央病院に緊急搬送される可能性があります。

実体験から

単純に助産院と病院はとっても違うなと感じました。

助産院では、どのようにすれば、赤ちゃんが出てきやすいかなど、病院より実用的?なことをして、母体の負担を軽減してくれます。具体的には、お母さんの体勢などを調整することで、赤ちゃんの頭と産道の角度が合うようにして出やすくするとか、そういったことです。

おかげで、うちの息子はなんと幸帽児で産まれてきました。

破水がまったくおこらず,胎児が卵膜をかぶったまま娩出された場合を幸帽児(被膜児)とよぶが,これはふつう早産の場合にみられる。

世界大百科事典より

息子は早産ではなく、予定日より遅れて産まれてきましたが、羊やヤギのように膜を被ったまま産まれてきました。

残念ながら嫁さんは角度的に見ることが出来なかったんですが、私は後ろにいて手を握る役目だったので、はっきりと見ることが出来ました。ありがとうございました。

その他の助産院

その他に4つの助産院で分娩ができ、そのうち3つでは自宅分娩も相談にのっていただけるようです。

繰り返しますが、助産院で産むメリットは、産後ケアも含めて、ずっと同じ方がお世話をしてくれることだと思いました。

駒ヶ根市のホームページより引用

上伊那以外で産む(奥さんに産んでいただける)

上伊那を出れば、北は松本や安曇野、南は飯田、東は諏訪など、大きな都市が広がっているため、選択肢が増えます。実体験のある諏訪赤十字病院だけ紹介します。

諏訪赤十字病院

実体験

伊那中央病院が里帰り出産を受け付けていなかったため、諏訪赤十字病院で産む経験もしました。諏訪赤十字病院は、院内助産をしており、最後まで医者は表には出てこず、アドバイスを電話で行うのみで、出産は完了しました。

デメリットは高速に乗っても40分は掛かってしまうこと。

我が家も夜中に陣痛がきて、一度病院に行きましたが、経過を見るということで、一度自宅に帰りました。その明け方に本番が来て、また病院に行き、そのまま入院となり、17時ごろに産まれました。

2020年2月3日 文責 藤城

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